2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

46冊目 「ボクはやっと認知症のことがわかった」 長谷川和夫

ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言 作者:長谷川 和夫,猪熊 律子 KADOKAWA Amazon 認知症検査の長谷川式を提唱された先生。 認知症第一人者の先生が認知症になって感じた様々なこと。 でもまぁなんと言…

45冊目 「仕事本」

仕事本 作者:尾崎世界観,町田康,花田菜々子,ハイパーミサヲ,瀧波ユカリ,ヤマシタトモコ,大橋裕之,温又柔,浅生鴨,佐藤文香,清田隆之,川本三郎,高草木陽光,星野概念,轡田隆史,山下敦弘,天真みちる,北村明子,立川談四楼,内沼晋太郎,鏡リュウジ 左右社* Amazon …

44冊目 「心を病んだらいけないの?」 斎藤環・與那覇潤

心を病んだらいけないの?: うつ病社会の処方箋 (新潮選書) 作者:斎藤 環,與那覇 潤 新潮社 Amazon 引きこもり専門の精神科医とうつ病から生還した歴史学者との対談。 いろいろな項目について語り合っているけれど、いま世間で大きい声で語られていることは疑…

43冊め 「一度きりの大泉の話」 萩尾望都

一度きりの大泉の話 作者:萩尾望都 河出書房新社 Amazon 長年の萩尾望都ファンとしては絵が地味?話が面白くない?ファン投票最下位?全部納得行かない。 萩尾望都のインタビューなんかで大泉時代を否定しているのはなんとなく読んでいたし萩尾・竹宮は両雄…

42冊め 「脳科学者の母が、認知症になる」 恩蔵絢子

脳科学者の母が、認知症になる: 記憶を失うと、その人は“その人"でなくなるのか? 作者:恩蔵絢子 河出書房新社 Amazon 脳科学者の娘が認知症になった母と暮らしながら失望したりイライラしたり立ち直ったり母の愛を再認識したりする。 脳の専門家だからという…

41冊目 「みらいめがね」 荻上チキ・ヨシタケシンスケ

みらいめがね それでは息がつまるので 作者:荻上チキ,ヨシタケシンスケ 暮しの手帖社 Amazon なんとなく名前は知っているけどいわゆるインターネット上でバズってる人なのかと思っていた。 優しいオピニオンリーダーといった感じか?ラジオDJもやっているら…

40冊目 「水を縫う」 寺地はるな

水を縫う 作者:寺地 はるな 集英社 Amazon 刺繍や裁縫が好きでクラスで浮いている高校生清澄と可愛いものに拒否反応を示して結婚式のドレスが選べない姉水青 親になれなかった父と世の普通の範囲に子どもを押し込めようとする母。 祖母や父の友人や姉の婚約…

39冊目 「あなたの恋人、強奪します。」 永嶋恵美

泥棒猫ヒナコの事件簿 あなたの恋人、強奪します。〈新装版〉 (徳間文庫) 作者:永嶋恵美 徳間書店 Amazon ダメ男に引っかかっている女の子をあの手この手で救い出す。 泥棒猫ヒナコさん。 でもこれかなり身を挺してるよなぁ。強くて頭良くてかっこいいけど。

副反応

一昨日の15:30にワクチン接種 夜は早めに就寝 夜中腕が痛くて目が覚める。38度 昨日は一日発熱 家にあった解熱剤を6時間おきくらいに飲む 食欲はあんまりなくて水分だけ取る。 今朝は36.9度 平熱っぽいけど私普段は35度台なんだよなぁ。 とは…

38冊目 「沼地のある森を抜けて」 梨木香歩

沼地のある森を抜けて (新潮文庫) 作者:香歩, 梨木 新潮社 Amazon 2度3度読むって大事。 最初に読んだときはいまいちと思ったけど今回はわかったとは言わないけど楽しめた。 ぬか床は拒絶なのか喜びなのか。 粘菌はなにの象徴なのか? ワクチン3回目 コロ…

37冊目 「泥棒猫リターンズ」 永嶋恵美

泥棒猫ヒナコの事件簿 泥棒猫リターンズ (徳間文庫) 作者:永嶋恵美 徳間書店 Amazon こういう知恵と策略で相手も気づかぬうちに出し抜く話好き。

36冊目 「いつの空にも星が出ていた」 佐藤多佳子

いつの空にも星が出ていた 作者:佐藤多佳子 講談社 Amazon ベイスターズファンの熱狂歓喜落胆愛情全てに寄り添った日常。 プロ野球にはほとんど興味がなく選手の名前もほとんどわからない私には登場人物たちが熱く語れば語るほどどんどんついていけなくなっ…

35冊目 「灰の劇場」 恩田陸

灰の劇場 作者:恩田陸 河出書房新社 Amazon 作家が昔三面記事で見かけた女性二人による飛び降り自殺。何故かずっと気にかかりついに”事実に基づいた作品”を書くことに。 その作品としての二人の軌跡と現在の作家の日常と思考そして作家の幻想。 実のところ二…

34冊目 「口福のレシピ」 原田ひ香

口福のレシピ 作者:ひ香, 原田 小学館 Amazon 駆け出し料理研究家留気子が老舗料理学校を経営する祖母や母との相克や自分の料理への向き合い方に悩む。 料理学校初期に一族に関わった女性のパートが挟まれてその秘密を留気子が知ったとき過去の料理に真摯に…

33冊め 「むしろ、考える家事」 山崎ナオコーラ

むしろ、考える家事【電子特典付き】 作者:山崎ナオコーラ KADOKAWA Amazon 料理のレシピを読み物として読んで雰囲気で作るのは私もよくやってる。 ポジティブシンキングで家事をすることで緩やかな社会参加とか自分を成長とか 誰がお金を払ったかにすごくこ…

32冊め 「ニューヨークの魔法は終わらない」 岡田光世

ニューヨークの魔法は終わらない (文春文庫) 作者:岡田 光世 文藝春秋 Amazon ニューヨークの魔法シリーズ最終巻らしい。 前の巻を読んでいないので作者がどんな人でどんな事情でニューヨークで暮らしているのかさっぱりわからないけど ニューヨークで暮らす…

31冊目 「薔薇のなかの蛇」 恩田陸

薔薇のなかの蛇 作者:恩田陸 講談社 Amazon 17年ぶりのリセシリーズだそうでもうそんなに経つのかぁ。 霧の中のスタジオで謎の男がヨハンに語る猟奇殺人とゴシックな館での事件。 少女だったリセは大人になって(といっても20才前後か)謎めいて美しくな…

30冊目 「遺言未満、」椎名誠

遺言未満、 作者:椎名 誠 集英社 Amazon 椎名誠も70代なかばを過ぎて後期高齢者に足を突っ込む。身近に訃報もあって死を強く意識する頃のようだ。 送葬や葬儀周辺のアレコレを見廻して考えたり感じたりしたことなど。

29冊目 「終わりなき夜に生まれつく」 恩田陸

終りなき夜に生れつく (文春文庫) 作者:恩田 陸 文藝春秋 Amazon 何度目かの再読。 「夜の底は柔らかな幻」のスピンオフ短編集 軍勇司メインの長編が読みたい。 そして葛城晃はこれを読む限り変わってはいてもそこまでなんだけどなんであんなにとんでもない…