43冊め 「一度きりの大泉の話」 萩尾望都

 

長年の萩尾望都ファンとしては絵が地味?話が面白くない?ファン投票最下位?全部納得行かない。

萩尾望都のインタビューなんかで大泉時代を否定しているのはなんとなく読んでいたし萩尾・竹宮は両雄並び立たずで自然消滅的な別れだったのかな?と思っていたけれど

竹宮恵子の自伝を読んでなんとなく感じた違和感はこういうことだったのね。

その自伝が恵贈として送られてきても開封することさえできずに秘書に読んでもらって秘書が送り返す(もう関わりがないし、これからも関わりませんと秘書が一筆添えて)

どれほど時が経っても触れば血が吹き出す傷ってあるよね

望都先生がもう周囲の雑音に煩わされずお好きな仕事をされますように。