2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ランチ探偵 彼女は謎に恋をする (実業之日本社文庫) 作者:水生 大海 実業之日本社 Amazon ランチタイム合コンで彼氏探しにいそしむ麗子と謎に目がないゆいか 2人のOLが出会う男性はみな謎を携えてやって来る ゆいかの推理力も見事だけど一見彼氏探しにしか…
千吉と双子、修業をする 妖怪の子、育てます (創元推理文庫) 作者:廣嶋 玲子 東京創元社 Amazon ただひたすら弥助のことばかりを思う千吉の身勝手なまでの気持ちがこの先どう育って行くのか? 千吉と双子の仙術修行と弥助の妖怪の子預かり 関係なさそうな話…
夜行堂奇譚 作者:嗣人 産業編集センター Amazon 右腕を失った見鬼千早と県庁特別対策室の大野木 とある地方都市で起きる怪異を解決に導く コンビふたりのやり取りも気持ちよく陰惨な事件の割に読んで気分悪くならないしフィクサー的な謎の古道具屋店主も合わ…
タスキメシ 五輪 作者:額賀澪 小学館 Amazon 千早 早馬春馬兄弟 都他過去作の誰彼が登場 逆風吹き荒れるオリンピックの選手村の食堂で働く千早と都をメインに話は進む これは五輪というよりお仕事小説では?という前半 各章で話者が代わって後半は唐突に五輪…
なんで家族を続けるの? (文春新書) 作者:内田 也哉子,中野 信子 文藝春秋 Amazon 著名な2人の家族に関する対談 樹木希林と内田裕也の娘で本木雅弘の妻で子供たちも著名人 本人も名前はよく聞くけど何してるのかよく知らない也哉子さんをちょっと垣間見れて…
無菌病棟より愛をこめて (文春文庫) 作者:加納 朋子 文藝春秋 Amazon 出た当時に読んでいるけど今読むとまた受け止め方が違ってくる 10年以上前のことだから今はもっと治療とか環境とか進んでいるんだろうけれど 辛さキツさは変わらずある 買っちゃった な…
虚空の人 清原和博を巡る旅 (文春e-book) 作者:鈴木 忠平 文藝春秋 Amazon 昭和の人間なので85年のドラフト騒動は覚えている 高校野球に興味がなくてPLの試合もほぼ見ていなかったけど 著者が清原氏にどれほど入れ込んでいるのかこの本を読んだだけではあ…
あの子とQ 作者:万城目学 新潮社 Amazon 太陽の光も浴びれる人間の血も吸わない 現代の吸血鬼はニュータイプ そんな嵐野弓子が17歳の儀式を迎える10日前にやってきたトゲトゲのうにみたいなQ 3分の2まではドタバタ学園モノ 終盤はお決まりのジェット…
家事は大変って気づきましたか? 作者:阿古真理 亜紀書房 Amazon 女性が背負わされきたもの今も背負わされているものを言語化している 私自身はバリバリ昭和の人だし料理自体も嫌いじゃないし家族にも恵まれている方だから そこまで理不尽さとか不満を感じず…
山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難 (幻冬舎新書) 作者:羽根田治 幻冬舎 Amazon 落雷熊蜂装備準備技術不足の登山者急病盗難 山で起きる怖い出来事の回避の仕方 回避できないまでも注意すべきこと 実例をもとに様々に解説されている 近頃は…
濱地健三郎の呪える事件簿 濱地健三郎シリーズ (角川書店単行本) 作者:有栖川 有栖 KADOKAWA Amazon コロナが広がる状況のもとリモートだったり外出自粛だったりな中で起きる謎と怪異 視える探偵濱地健三郎が推理と霊能力で解決していく 一番の謎は濱地かも…
死に方がわからない 作者:門賀 美央子 双葉社 Amazon 病気入院死後整理自分でなんとかなるものばかりではない お金があればある程度何とかなるにしても無い袖は振れないし知識がなければ利用もできない 一人っ子独身子なしの著者が安心を求めて色々試行錯誤…
仕事でも、仕事じゃなくても 作者:よしながふみ,山本文子 フィルムアート社 Amazon インタビュー集 インタビュアーは山本文子さん 「きのう何食べた?」はすごく好きでずっと読んでいるけどあとは 大奥も西洋骨董洋菓子店も読んでない それ以外はタイトルさ…
黒牢城 (角川書店単行本) 作者:米澤 穂信 KADOKAWA Amazon 信長を裏切って籠城する荒木村重は信長から遣わされた黒田官兵衛を土牢に幽閉する 封じられた場内で起こる奇怪な事件の謎を勘兵衛に読み解くように求める 紹介文で読んでいた時は安楽椅子探偵+バデ…
銀座で逢ったひと 作者:関容子 中央公論新社 Amazon 著者1935年生まれ 名優たちに愛され編集者として数々の対談や鼎談を取り仕切ったりしたらしいから 吉行淳之介や小松左京が好きだった私は知らずにこのひとの進行する記事も読んでいたかもしれない 孫…