58冊目「虚空の人」 鈴木忠平

 

昭和の人間なので85年のドラフト騒動は覚えている

高校野球に興味がなくてPLの試合もほぼ見ていなかったけど

著者が清原氏にどれほど入れ込んでいるのかこの本を読んだだけではあまり感じられない

まぁ何冊も本を出しているのだから強く惹きつけられてはいるのだろうけれど途中で投げ出しそうにもなってるし

地元の少年野球関係者PL学園の同期や後輩スカウトなど色んな人にインタビューしていてすごく読みやすかったけど

自分が落ちた偶像を覗き見したいだけなんじゃないかという気持ちは常にどこかに有った