2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

120冊目 「家族終了」 酒井順子

家族終了 (集英社文庫) 作者:酒井順子 集英社 Amazon 酒井順子とかジェーン・スーもだけど世代的なものなのか第一線でバリバリ活躍してきた人だからかなんかちょっと違うんだよな感があったのだけれど この本は納得度が高かった 日本の家族ってどうなってい…

119冊目 「夢の中の魚屋の地図」 井上荒野

夢のなかの魚屋の地図 (集英社文庫) 作者:井上 荒野 集英社 Amazon 日常を語っているのだけれどどこか奇妙 小説家の父親とその妻である母 ちょっと変わった家族模様

118冊目 「赤と青とエスキース」 青山美智子

赤と青とエスキース 作者:青山 美智子 PHP研究所 Amazon 若き無名画家によって描かれた一枚の肖像画 その絵に係る30年に渡る愛の物語 エピローグを読んでまた読み返しちゃったよ

117冊目 「遺品博物館」 太田忠司

遺品博物館 (創元推理文庫) 作者:太田忠司 東京創元社 Amazon その人の物語を宿す遺品を収蔵する遺品博物館 学芸員の吉田・T・吉夫が収蔵品の選定に訪れ秘められた謎を解き明かしていく

116冊目 「ミュゲ書房」 伊藤調

ミュゲ書房 作者:伊藤 調 KADOKAWA Amazon 新人作家のデビューをめぐり編集長と対立して会社を辞めた編集者 祖父が経営していた個人書店を継いで様々な出会いから独立系出版まで手掛けていく 本ってこういうふうに出来ていくんだと知ってるようで知らない数々…

115冊目 「女王さまの夜食カフェ」 古内一絵

女王さまの夜食カフェ - マカン・マラン ふたたび 作者:古内 一絵 中央公論新社 Amazon マカン・マランシリーズ2作目 自らも弱さを抱えながらも優しく強いシャールさん格好良い 毒舌柳田との友情も良い ベランダそれから こ夏の暑さで枯れ果てたかと思われ…

114冊目 「我がマリノスに優るあらめや」 二宮寿朗

我がマリノスに優るあらめや 横浜F・マリノス30年の物語 作者:二宮 寿朗 集英社 Amazon 調子いいよねFマリノス 30年の歴史プラス日産自動車サッカー部設立から数えれば50年の歴史をクラブに関わった選手監督社長ホペイロたちにインタビューしていく もち…

113冊目 「毎日が嵐のような、でも、どうにかなる日々」 きなこ

まいにちが嵐のような、でも、どうにかなる日々。 作者:きなこ KADOKAWA Amazon Twitterでフォローしていた方と相互だったらしくリツイートされたものを読んでいたのですが スマホを変えたのを期に見つけられなくなっていました 本になっているとは知らなか…

112冊目 「はい、総務部クリニック課です。」 藤山素心

はい、総務部クリニック課です。 私は私でいいですか? (光文社文庫 ふ 30-8) 作者:藤山素心 光文社 Amazon ちょっとズレてるクリニック課の先生薬剤師そして社員も… 負の罠からの脱し方とか抗不安動作とか知ってて損はない お仕事小説と言えるかどうかはち…

111冊目 「月夜の森の梟」 小池真理子

月夜の森の梟 作者:小池 真理子 朝日新聞出版 Amazon 長年連れ添った夫を亡くした数カ月後から週一で連載されたエッセイ 慟哭と冷静さが同居している美しい文章 共に直木賞を取るほどの作家同士であるゆえにより深い共感と葛藤があったのだろう 残された者は…

110冊目 「名探偵外来」 似鳥鶏

名探偵外来~泌尿器科医の事件簿~ 作者:似鳥 鶏 光文社 Amazon そこそこ有能なのに周りにいる女子連が飛び抜けすぎていて平凡に見える鮎川先生 くノ一ばりの忍さん元ヤンキーの大神師長超有能な院長そして同期の救急医石田 みんな主役を張れる

109冊目 「神遊び」 清水朔

神遊び (集英社文庫) 作者:清水 朔 集英社 Amazon ダムに沈む予定のある村で言い伝えられる子どもたちの願掛け神遊び 神で遊ぶのか 神と遊ぶのか 神に遊ばれるのか?