2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

10冊目 「未曾有の出来事」 三谷幸喜

三谷幸喜のありふれた生活 (17)『未曾有の出来事』 作者:三谷 幸喜 朝日新聞出版 Amazon 表紙絵は今回からヨシタケシンスケ氏 方向性が和田誠氏と似ていて良い タイトルからしてコロナ下なんだけどコロナ真っ只中な感じは後半3分の1くらいから そしてこの…

9冊目 「人間吉村昭」 柏原成光

人間 吉村昭 作者:柏原 成光 風濤社 Amazon 吉村昭と親交のあった編集者が彼のの人間性をそのエッセイを通じて探っていく 吉村氏のエッセイはいくつか読んでいるし奥様の津村節子氏が吉村氏を書かれたものも読んでいるので目新しさはそれほどないけれど テー…

8冊目 「夜果つるところ」 恩田陸

夜果つるところ (集英社文芸単行本) 作者:恩田陸 集英社 Amazon 秘密めいた遊郭墜月荘 そこに隠されるように暮らす子供 出入りする軍服姿の男達 謎めいて秘密めかして怪し気な恩田陸の世界観 「鈍色幻視行」に作中作として出てくるらしい 「三月は。。」みた…

7冊目 「書淫日記」 上野誠

書淫日記: 万葉と現代をつないで 作者:上野 誠 ミネルヴァ書房 Amazon 万葉学者で奈良大学教授が新聞雑誌などに寄稿したエッセイをまとめたもの 一般向けで読みやすく万葉愛に溢れている 病気連鎖 昨日は雪が降って今日も寒かった ムスコが発熱して病院行っ…

6冊目 「島へんろの記」 内澤旬子

内澤旬子の島へんろの記 作者:内澤 旬子 光文社 Amazon 小豆島に移住した著者が島の八十八ヶ所巡礼を歩き遍路する 体力的にヘロヘロになりながら精神的に色々思いながら 山道路地海沿いを歩く

ブギウギワンダーレビュー@浜松

21日日曜日はスタレビライブを見に浜松アクトシティに行ってきた 能登半島地震の復興支援で募金が再開していて久々に社長さんにご挨拶 色々思う所あって珍しくグッと来るものがあった オルフェイスの歌詞にKANちゃんを思ったり アベレージイエローでい…

5冊目 「コレモ日本語アルカ?」 金水敏

コレモ日本語アルカ? 異人のことばが生まれるとき (岩波現代文庫 学術467) 作者:金水 敏 岩波書店 Amazon 怪しげな中国人が使う〇〇あるよ〇〇するよろし こんな言葉遣いはフィクションの中でだけのものだと思っていた 開国直後の横浜や日中戦争時の中国で…

4冊目 「たとえば、葡萄」 大島真寿美

たとえば、葡萄 作者:大島 真寿美 小学館 Amazon なんの展望もなく会社を辞めた美月(28歳)母の親友市子の家に転がり込んで何かを始めようとするもコロナ禍もあって徐々に無気力に 周りの大人たち(親世代)の個性的な面々の前日譚が大いにありそうだが多…

3冊目 「花屋さんが言うことには」 山本幸久

花屋さんが言うことには 作者:山本 幸久 ポプラ社 Amazon ブラック企業を辞めて花屋さんでアルバイトを始めた24歳デザイナー修行中の紀久子 花屋さんの同僚もお客さんもいいキャラ 6歳の花博士少年とか幽霊になってまで教授に心配される伊福部さんとか グ…

2冊目 「星くずの殺人」 桃野雑派

星くずの殺人 作者:桃野雑派 講談社 Amazon 民間宇宙旅行で宇宙ホテルに付いた途端に殺人事件発生 究極のクローズドサークルが整うまでのアレヤコレヤが少々まどろっこしかったけどその後はスルスルと 数々のトリックは理系(?)でよくわからないし動機も崇…

夏みかんでマーマレードを作った その2

砂糖をまぶして30分くらい放置 いよいよ煮ます 種と袋をお茶パックに入れて一緒に煮ます 煮沸 完成! 2日がかりだったけど家中が甘酸っぱいいい匂いに包まれた愉しかった

夏みかんでマーマレードを作った その1

娘から庭で実ったという夏みかんをもらった これで半分 まず皮をむく 瓶も煮沸 苦くなるからワタをこそげる ここが一番大変 皮を刻む 錦糸卵みたい

1冊目 「ルポ筋肉と脂肪」 平松洋子

ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け 作者:平松洋子 新潮社 Amazon 前半数章対象がプロレスラーせ興味深くはあったがボディビルダーとかそういう体を作ってく話なの?とちょっと戸惑う 陸上選手が大会に合わせていかに栄養を調整していくかアスリート本人やス…

2023年 印象に残っている本

ベスト〇〇というのともちょっと違う気がして どうしても後半に読んだものの方が印象に残っていますね 7冊目 「さんず」 降田天 ○華姫シリーズ 21冊目「まことの華姫」 89冊目「あしたの華姫」 畠中恵 58冊目「虚空の人」 鈴木忠平 ○総務部クリニック…