71冊目 「陰陽師 烏天狗ノ巻」 夢枕獏

 

何十年と続くシリーズの二人の変わらぬ関係や

敵役がインフレ化していくこともなく清明と博雅(時に道満)が

ちゃんと収まるところに収めてくれるところにほっとする

 

70冊目 「無人島研究と冒険、半分半分。」 川上和人

 

2007年と2017年2回の南硫黄島での学術調査の記録

とはいえバード川上面白く読みやすく分かりやすい

人の影響がほとんどない南硫黄島だが周辺の小笠原列島や火山列島での変化が影響して絶滅してしまったり危機に瀕していたりする種もある

地球環境は繋がっているんだと教えてくれる

この調査の記録NHKで見たなぁ

 

69冊目 「鈍色幻視行」 恩田陸

 

2度の映画化とん挫で呪われた小説と言われる「夜果つるところ」とその作者飯合梓

映画の関係者や作品と作者に取り憑かれた人々が集う豪華客船の旅

それぞれの人がこの作品と作者に見ていたものとは?

特に結論らしいものも出ないまま登場人物がザワザワと語り合い思考する

いかにも恩田陸らしいと言えるかも

プロデューサーの妻 結局何者でもなかったなぁ

 

68冊目 「フェミニスト紫式部の生活と意見」 奥山景布子

 

その時代時代の考えや風習を今の視点で断罪するのが正義だとまでは思わないけど

源氏物語のあり様がどうも面白くないのは現代を生きる私たちとして仕方のないこと

とはいえ紫式部もこんな光源氏様素敵でしょ‼というばかりで書いていたわけでもないのかな?

 

67冊目 「シェニール織とか黄肉のメロンとか」 江國香織

 

長い付き合いの三人の友情

大学時代からの付き合いで三人の立場はそれぞれになってしまったけど

迷惑をかけたりかけられたりちょっと怒ったり呆れたり

軽んじたり羨んだり

重たいようなちょっと羨ましいような

でも私理枝みたいな友達はちょっと無理かも

66冊目 「きたきた捕物帖」 宮部みゆき

 

半人前だが気持ちの真っ直ぐな少年が周りの大人の助けを借りつつ自分で考えて成長していく

いつの日か亡くなった親分の後を継ぐ岡っ引きになるのか

その時もう一人のきたさん喜多次との関係は?

そして青海新兵衛の活躍は?

 

65冊目 「星合う夜の失せもの探し」 森谷明子

 

秋庭図書館シリーズ

図書館を訪れる人たちの抱える謎を図書館員が解きほぐす

なんだかなぁという人はいても悪意ある人は出てこない

ほんわか系日常の謎