今日の読了本

133冊め 「スキマワラシ」 恩田陸

スキマワラシ 作者:恩田 陸 集英社 Amazon 解体現場に現れる不思議な少女スキマワラシ。 古物商の兄弟(ちょっと年齢不詳)兄のとらえどころのない考え深そうなところとか 弟の不思議な能力を持っているがゆえにちょっと慎重ででもどこか開放的なところとか…

132冊め 「ほんのよもやま話」

ほんのよもやま話 作家対談集 文藝春秋 Amazon 作家同士の対談集。もともと知り合いお友達っていうのから初対面作品だけ知ってた人夫婦対談なんて言うのもあって面白かった。(島本理生と佐藤友哉なんて作風から考えちょっとちょっとびっくりな組み合わせ)

131冊め 「ぜんしゅの跫」 澤村伊智

ぜんしゅの跫 比嘉姉妹シリーズ (角川ホラー文庫) 作者:澤村伊智 KADOKAWA Amazon 比嘉姉妹ものは一応全部読んでいるはずなのだけどあ~~この人...誰だっけ?程度の記憶で仕掛けてくれた作者に申し訳ない。 琴子さんってこんな感じの人だっけ?美晴さんって…

130冊め 「夜の側に立つ」小野寺史宜

夜の側に立つ(新潮文庫) 作者:小野寺史宜 新潮社 Amazon 小野寺史宣にしてはちょっとダーク。 なんだか主人公ちょっとうじうじしすぎ。 でもこんなふうに思ってしまってそして一歩を踏み出そうとしてしまった後で戻ってくることなんてできるのかな?

129冊め 「国道食堂 2nd season」 小路幸也

国道食堂 2nd season (文芸書) 作者:小路幸也 徳間書店 Amazon 読み始めてから気づいたけどシリーズ2作目だった。 登場人物の多くがすでに自己紹介済みだったんだなぁ。 いかにも小路幸也らしい悪い人が出てこないお話なんだけど唯一不穏な人物があっさり改…

128冊め 「もてなしとごちそう」 中村安希

もてなしとごちそう 作者:中村 安希 大和書房 Amazon 世界各地を結構過酷そうな旅をして、先々で初対面やそれほど親しくない人とともに食卓を囲み家に招かれて食事を振るまわれる。 著者のオープンマインドが引き寄せるのだろうか? そうして世界各国に友人…

127冊め 「絆 騎士たち師弟の物語」 野澤亘伸

絆―棋士たち 師弟の物語 作者:野澤 亘伸 マイナビ出版 Amazon 引き続き将棋本 表紙を見ると藤井本かと思うけど他の7組の師弟の章より短く師弟の仲の良さは感じられるけどボーナストラック的。 おおむねみんな師匠を追い越してしまっているのに師はいつまで…

126冊め 「藤井聡太のいる時代」

藤井聡太のいる時代 作者:朝日新聞将棋取材班 朝日新聞出版 Amazon これは朝日新聞の連載をまとめたものだけど中日新聞でも地元なだけに月イチペースぐらいで掲載されている藤井聡太さん。 関連本もいっぱい出ている人気者。 まぁ、ミーハーだってことです(…

125冊め 「八月の銀の雪」 伊与原新

八月の銀の雪 作者:伊与原新 新潮社 Amazon 社会でうまく行っていない人がふと出会う科学的知見。 それで現状の何が変わるわけでもない。明日からも今と同じ様な日々が続いていく。 それでもそこに厳然とした美しい真実があることに勇気づけられることもある…

124冊め 「八月の六日間」 北村薫

八月の六日間 (角川文庫) 作者:北村 薫 KADOKAWA/角川書店 Amazon 仕事やら家庭やらに悪戦苦闘しながら立ち向かう系の小説にちょっと疲れて途中で投げ出して以前にも読んだこの本を手に取る。 北村薫は良いなぁやっぱり。 ここにも人や仕事の難しさは出てく…

123冊め 「QED 源氏の神霊」 高田崇史

QED 源氏の神霊 (講談社ノベルス) 作者:高田 崇史 講談社 Amazon 源頼政(知らなかった)の挙兵の謎から木曽義仲と源平合戦の裏表。安徳天皇の真実まで タタルさんが奈々とともに京都を歩き回りながら講釈し更に壇ノ浦で語る。 奈々さんの影響かタタルさんが…

122冊め 「加門七海の鬼神伝説」 加門七海

加門七海の鬼神伝説 作者:加門 七海 朝日新聞出版 Amazon 酒天童子茨木童子鈴鹿御前土蜘蛛や悪路王、その上っ面の野蛮獰猛なイメージを覆す加門七海の鬼愛。 ミーハーなようでいて深い知識ととどまるところを知らない妄想に裏打ちされている。

121冊め 「烏百花 白百合の章」 阿部智里

烏百花 白百合の章 (文春e-book) 作者:阿部 智里 文藝春秋 Amazon 八咫烏シリーズ外伝。 気づかぬうちにシリーズ第2部も2巻出ていたよ。 正編の方は結構辛くなり心が痛むところもあるので(そこが魅力でもあるのだけれど)外伝のややゆるい感じは気持ちが…

120冊め 「まち」 小野寺史宜

まち 作者:小野寺史宜 祥伝社 Amazon 子供の頃に両親を亡くし田舎で祖父に育てられ高校を卒業して東京に出て 引っ越し屋でバイトしながら暮らす青年。 周辺とそれほど深く関わらずに暮らすが根底にある優しさやまっとうさで隣室の母子やバイト仲間同窓生たち…

119冊め 「熱帯」 森見登美彦

熱帯 (文春文庫) 作者:森見 登美彦 文藝春秋 Amazon 最後まで読むことのできない不思議な本「熱帯」を巡る森見氏の話から始まって友人が語る知り合いの話そのまた知り合いの書き綴ったノートと語り手がどんどんスライドしていって謎が深まったり謎が増えたり…

118冊め 「立待岬の鴎が見ていた」  平石貴樹

立待岬の鴎が見ていた 作者:平石 貴樹 光文社 Amazon このシリーズ三作読んでいるんだけど事件の展開がレポート(捜査資料?)のごとく開陳されるばかりで探偵または警察と犯人の駆け引きとか心理戦とかがまったくない。 そして終盤名探偵が出てきて解決編が…

117冊め 「沢木耕太郎セッションズ」

達人、かく語りき (沢木耕太郎セッションズ〈訊いて、聴く〉) 作者:沢木 耕太郎 岩波書店 Amazon 吉本隆明、吉行淳之介、淀川長治、磯崎新、高峰秀子、西部邁、田辺聖子、瀬戸内寂聴、井上陽水、羽生善治 といった錚々たる人たちとの対談。 ちょっと難しくて…

116冊め  「今日も街の隅で」 小野寺史宜

今日も町の隅で 作者:小野寺 史宜 KADOKAWA Amazon これもまた蜜葉市で暮らし働く人たちのお話。 まさに町の片隅でのいろいろな出来事。 予約できた 結局いろいろ調べても個別接種可となっている病院でも今は予約がいっぱいか休止しているところが多い。 そ…

115冊め 「ユーカリの木の陰で」 北村薫

ユーカリの木の蔭で 作者:薫, 北村 本の雑誌社 Amazon 博識北村薫の本に関する雑感と連想。 いつものことながらその読書量の多さと記憶力に圧倒されるのだけれどもいかんせん取り上げられている本を知らなすぎてめげる。 知っている名前も江戸川乱歩はまだし…

114冊め 「兄の終い」 村井理子

兄の終い 作者:村井 理子 CCCメディアハウス Amazon 色々迷惑をかけられ嫌な思いをして縁を切ったつもりでいた兄の突然死の連絡を受ける。 葬儀片付け何よりふたり暮らしだった息子の今後のために元妻とともに現地に向かう。 過去の思い出怒り後悔、現在…

113冊め 「逢魔宿り」 三津田信三

逢魔宿り (角川書店単行本) 作者:三津田 信三 KADOKAWA Amazon 煽りほど怖いか?と言われるとそれほどでもない気もする。 でも好きですよ、著者のメタ設定。 聞き書きとか実話系怪談とかが好きだからかもしれない。

112冊め 「骨を彩る」 彩瀬まる

骨を彩る (幻冬舎文庫) 作者:彩瀬まる 幻冬舎 Amazon 前の作品の登場人物が別の作品の主人公になってつながっていく連作集。 こんなふうに思っていたのか、実はこういう人だったのか、という驚きや抱えている痛み前に進む意志。

111冊め 「根に帰る落葉は」 南木佳士

根に帰る落葉は 作者:南木 佳士 田畑書店 Amazon 長年勤めた長野の病院を定年退職してからまた非常勤医として勤める日々。 作家として医師としての来し方病を得た苦しみ登山のこと学生時代などなど。 作家という職業が業であるとするのならこの方のそれは昇…

110冊め 「大江戸火龍改」 夢枕獏

大江戸火龍改 作者:夢枕獏 講談社 Amazon 江戸時代人外のものに相対する火龍改。美貌で異能で異形の主人公遊斎。 生霊幽霊鬼憑き物を狩り鎮める。 陰陽師と同じ様なテイストでただ博雅がいない。

109冊め 「三谷幸喜のありふれた生活16 予測不能」 三谷幸喜

三谷幸喜のありふれた生活 (16) 『予測不能』 作者:三谷 幸喜 朝日新聞出版 Amazon 相変わらず私の知らないところでご活躍のご様子。 テレビも映画も舞台も見ないからね。 ショーガールやってるのね。昔木の実ナナさんと細川俊之さんのは何本か観た。

108冊め 「やわらかい砂のうえ」 寺地はるな

やわらかい砂のうえ 作者:寺地はるな 祥伝社 Amazon ジェンダーだったり自分らしさだったり突き詰めていくと結構めんどくさい。 自分の価値は自分で決める、これ大切だけど結構難しい。

107冊め 「断薬記」 上原善広

断薬記―私がうつ病の薬をやめた理由―(新潮新書) 作者:上原善広 新潮社 Amazon うつ病から大量の向精神薬睡眠薬を処方されその薬害に苦しみ自殺未遂まで繰り返した著者が断薬派の医師とめぐりあい生還するまで。 薬というのは両刃ではあるけれどあまりに大…

106冊め 「ひりつく夜の音」 小野寺史宜

ひりつく夜の音(新潮文庫) 作者:小野寺史宜 新潮社 Amazon 主人公が暮らす蜜葉市よつば、あれ?じゃぁあの郵便屋さんはこの街を配達して走っているのかな?と思ったら後半で観たことのある名前が出てきてこの街はこの作家さんの中でいろいろな物語を抱えて…

105冊め 「一門」 神田憲行

一門 “冴えん師匠"がなぜ強い棋士を育てられたのか? 作者:神田 憲行 朝日新聞出版 Amazon 超一流棋士とは言えない師匠森信雄。その錚々たる弟子たち。 奨励会に入るための儀礼的な師弟関係もある中弟子たちをいつも気にかけまた弟子たちから慕われる師匠。

104冊め 「ノースライト」 横山秀夫

ノースライト 作者:横山秀夫 新潮社 Amazon 世間的には有名だけど自分は読んだことのなかった作家さん、多数あれど横山氏もその一人。 望まれて建てたはずの新築住宅に施主が入居した痕跡がなかった。残されていたのはタウトの椅子。 失踪事件を疑わせる行方…