今日の読了本

92冊め 「泣き娘」 小島環

泣き娘 作者:小島 環 集英社 Amazon 両親を亡くし幼い弟妹を養うため葬儀の席で泣き嘆く哭女となった少年の成長物語。 中国風の名前がなかなか覚えられなくてジリジリしたけど。 我が身と弟妹を守ることだけに必死で周りを信じていなかった少年が自分を信頼…

91冊め 「机の上の仙人」 佐藤さとる

机の上の仙人: 机上庵志異 作者:佐藤 さとる ゴブリン書房 Amazon 遠い昔に波とかインポケットとか本屋さんで無料でもらえる冊子に連載されていたのを読んでいたような気がする。とても懐かしい。 机の上に突然現れた2寸あまりの小さな仙人が語る奇妙なお話…

90冊め 「日曜日は青い蜥蜴」 恩田陸

日曜日は青い蜥蜴 作者:恩田 陸 筑摩書房 Amazon 読書日記や書評映像作品にも言及されているけれど見事に殆ど知らない作品ばかり。 元々洋物方面は手を出していないし名前は知っていてもちょっと食指が動かなかった作品とか。 こんなに好きな作家なのにその…

89冊め 「鍛える聖地」 加門七海

鍛える聖地 (幽BOOKS) 作者:加門七海 メディアファクトリー Amazon 無人島で樹海で山で海で。。。 怪しいモノを感じる加門七海のでもくすりと笑えるエッセイ 信じる信じないは自由だけど読んで楽しければそれでいい。 集団接種 月曜日にコロナワクチン接種券…

88冊め 「ワトソン力」 大山誠一郎

ワトソン力 作者:大山誠一郎 光文社 Amazon 周りにいる人の推理力を飛躍的に高める能力、それをかの名探偵助手ワトソン氏に引っ掛けてワトソン力と呼ぶ。 7つの解決された事件と1つの現在進行系の謎。短編らしいお気楽さで読める。

87冊め 「陰陽師と無慈悲なあやかし」 中村ふみ

陰陽師と無慈悲なあやかし (小学館文庫キャラブン!) 作者:中村ふみ 小学館 Amazon 平安の世、陰陽料の新米下っ端役人大江春実が召喚した式神は美形の強力あやかし。 食料として寿命を食われることになった春実が左大臣邸で起きた怪異の探索に赴く。 おやつ…

86冊め 「チームⅢ」 堂場瞬一

チームIII 作者:堂場 瞬一 実業之日本社 Amazon 箱根・東海道マラソンを経て現役を引退して家業のレモン農家で働く山城。 東京オリンピックでメダルを期待されるランナーの臨時コーチを委ねられ。 山城、大人になったのか?というかこんなヘタレランナーの日…

85冊め 「出張料理人ぶたぶた」 矢崎存美

出張料理人ぶたぶた (光文社文庫) 作者:矢崎 存美 光文社 Amazon 訪問シェフとか家政婦とか家事代行とか流行っているらしい。 疲れたり忙しかったり寂しかったりしたときにぶたぶたが来てくれたら嬉しいね。 夢のようなぶたぶたの世界にも現実の疫病が影を落…

84冊め 「西南シルクロードは密林に消える」 高野秀行

西南シルクロードは密林に消える (講談社文庫) 作者:高野秀行 講談社 Amazon 有名なシルクロードとは別ルートの記録さえもはっきり残っていない 西南シルクロードを踏破しようとうつで引きこもっていた高野氏が一発逆転を狙うかのように少ないつてを駆使して…

83冊め 「もしかして ひょっとして」 大崎梢

もしかして ひょっとして 作者:大崎梢 光文社 Amazon 最初の1編がちょっとプロローグ風だったので連作短編かと思って読んだらノンシリーズの短編集だった。 どれも最後はホッとできるのはいかにも大崎さん。

82冊め 「9つの脳の不思議な物語」 ヘレン・トムスン

9つの脳の不思議な物語 (文春e-book) 作者:ヘレン・トムスン 文藝春秋 Amazon 何らかの脳の機能障害により特殊な認知をしている人へのインタビュー。 過去を一日たりとも忘れない、自宅で道に迷う、トラに変身する、自分はもう死んでいると感じるなどなど。…

81冊め 「ジンカン」 三田誠

ジンカン 宮内庁神祇鑑定人・九鬼隗一郎 (講談社タイガ) 作者:三田誠 講談社 Amazon 呪いを招く特殊文化財を鑑定する神祇鑑定人と彼に拾われた特殊な出自を持つ青年。 初めての作家さんだったしあまり期待していなかったけど面白かった。

80冊目 「謎のアジア納豆」 高野秀行

謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫) 作者:高野秀行 新潮社 Amazon アフリカ納豆の前にまずアジア納豆があった。 納豆ってネバネバ食べるだけじゃなくて出しとしても活用できるんだな。そしてこんなに簡単(そうに)作れちゃうんだな…

79冊目 「京都に女王と呼ばれた作家がいた」 花房観音

京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男 作者:花房 観音 西日本出版社 Amazon ものすごく多くの人に読まれていたのだろうけれどかなりのミステリ好きでも1冊も読んだことがないという人も多いのではないか?私もその一人。西村京太郎もしかり…

78冊目 「静おばあちゃんと要介護探偵」 中山七里

静おばあちゃんと要介護探偵 (文春文庫) 作者:中山 七里 文藝春秋 Amazon 正反対の性格の老人コンビが推理と実力行使で事件を解決していく。 独断専横な要介護探偵を痛快と言ってしまって良いものかどうかちょっと迷うけどこのキャラあってこその展開だもの…

77冊目 「雪月花黙示録」 恩田陸

雪月花黙示録 (角川文庫) 作者:恩田 陸 KADOKAWA Amazon 数ある恩田陸作品の中で面白くはあるけど今ひとつかなぁ?と思った初読時。 読み返してみると面白いわ。 華やかでコミカルで不気味。色んな意味で恩田陸ワールド。

76冊目 「古生物学者、妖怪を掘る」 荻野慎諧

古生物学者、妖怪を掘る―鵺の正体、鬼の真実 (NHK出版新書 556) 作者:荻野 慎諧 NHK出版 Amazon 鵺、鬼、河童などの怪異を化石や古文書を読み解きながら解明していく。 なるほどなぁと思う部分もあればかもかもでちょっと説得力にかけるところもある。 むし…

75冊目 「おいしい育児」 佐川光晴

おいしい育児―家でも輝け、おとうさん! (こどものみらい叢書) 作者:佐川 光晴 世界思想社 Amazon ある意味理想論なんだけどね。 主夫として二人の子供を育てた作家の新米パパとこれからパパになる男性へのエール。 こういう生き方を選ぶ人がこれからは増えて…

74冊目 「ばけもの好む中将 九」 瀬川貴次

ばけもの好む中将 九 真夏の夜の夢まぼろし (集英社文庫) 作者:瀬川 貴次 集英社 Amazon 夏の離宮での宴。離宮で噂される怪異の存在に食いつく宣能とまたまた引き回される宗孝。 一方恋しいましろとの逢瀬を目論む東宮=春若。 今回もドタバタ喜劇的展開、そ…

73冊め 「幻のアフリカ納豆を追え!」 高野秀行

幻のアフリカ納豆を追え!―そして現れた〈サピエンス納豆〉― 作者:高野秀行 新潮社 Amazon 納豆って日本独自のものだと思っていた。アフリカにもあるなんて、しかも大豆以外のもので作られているなんて! 各地の納豆製造レポと食レポ。さらに各々の手前納豆…

72冊め 「二百十番館にようこそ」 加納朋子

二百十番館にようこそ (文春e-book) 作者:加納 朋子 文藝春秋 Amazon 引きこもりのネトゲ廃人ニートが叔父から遺産で離島の館を残され親に捨てられるようにして暮らし始める。 島のお年寄りたちとの交流やネトゲ仲間やニートとシェアハウスで暮らすうちにず…

71冊目 「猫を棄てる」 村上春樹

猫を棄てる 父親について語るとき (文春e-book) 作者:村上 春樹 発売日: 2020/04/23 メディア: Kindle版 子供の頃父親と猫を捨てに行ったエピソードから始まって父親の生い立ちや戦争体験などを調べたり回想したり。 父親が亡くなってもう確かめることのでき…

70冊目 「道行きや」 伊藤比呂美

道行きや 作者:比呂美, 伊藤 発売日: 2020/04/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) わがままで自分に忠実で思うままに生きてきた人。そんなふうに見えるけどでもそんな人は多分娘のために7時間も車を飛ばさないし親と夫の介護のために熊本とカリフォルニア…

69冊目 「最後の晩ごはん 閉ざした瞳とクリームソーダ」 椹野道流

最後の晩ごはん 閉ざした瞳とクリームソーダ (角川文庫) 作者:椹野 道流 発売日: 2019/12/24 メディア: Kindle版 今回は幽霊の因縁(というか成仏できない理由)というよりも生きてる人間同士の心の行き違い 相手を思いやること=相手が必要としていることで…

68冊目 「珠玉」 彩瀬まる

珠玉 作者:彩瀬 まる 発売日: 2018/12/19 メディア: 単行本(ソフトカバー) 国民的歌姫だった祖母へのあこがれとコンプレックスから萎縮して自分を肯定できない歩。 祖母を客観視して自立していく過程は謎の相棒ジョージがいるとはいえちょっと唐突な感じ。…

67冊目 「これでもいいのだ」 ジェーン・スー

これでもいいのだ (単行本) 作者:ジェーン・スー 発売日: 2020/01/08 メディア: 単行本 著者との共通項がかすりもしないのでそうそう!とか分かるぅ!とか言う感想が全く湧いてこないのだけれど所々でクスリと笑えたり。 卒寿の哀しみ ハハの長年のお友達が…

66冊目 「てのひら怪談 癸巳」 

てのひら怪談 癸巳 (MF文庫ダ・ヴィンチ) 発売日: 2013/12/21 メディア: 文庫 文句言いながらもう1冊読んでる。 ビーケーワン大賞は終了してしまっててのひら怪談大賞として再開したそうだ。 選者が一緒なので傾向はほぼ受け継がれている。

65冊目 「手のひら怪談 辛卯」  

てのひら怪談 辛卯: ビーケーワン怪談大賞傑作選 (ポプラ文庫) 発売日: 2011/06/03 メディア: 文庫 ビーケーワン怪談大賞への応募作品から加門七海・福澤徹三・東雅夫が選んだ作品。 実話系作品が好きだけどこれはそういったものともちょっと違うみたい。 素…

64冊目 「たてもの怪談」 加門七海

たてもの怪談 作者:加門 七海 発売日: 2016/08/03 メディア: 単行本(ソフトカバー) 見える人である加門氏の日常の記録。 引っ越し話とかお友達の家に出るものの話とか。 ご冥福をお祈りします ここ2,30年ドラマを殆ど見ていないから噂に高い任三郎は見…

63冊め 「わたしの良い子」 寺地はるな

わたしの良い子 (単行本) 作者:寺地 はるな 発売日: 2019/09/06 メディア: 単行本 妹が産んだ育てにくい子供と暮らす椿。 周囲の“普通”の子どもたちと見比べ先生や周囲の大人たちの対応に苛立ち傷つく。 なんかすべての人のすべての言動に心当たりがありすぎ…