2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

79冊目 「たまごの旅人」 近藤史恵

たまごの旅人 作者:近藤 史恵 実業之日本社 Amazon 新米添乗員が主人公の連作集 そうだよね、海外旅行の添乗員だって初めての時があるんだよね。 無神経威圧的身勝手なお客さんに対しても笑顔で対応しなきゃいけないのは大変。 そして お客さんたちにもそれ…

キリンの首はなぜ長い?

今日は岐阜県博物館へ郡司芽久さんの講演を聞きに行ってきた。 「キリン解剖記」の作者さんでバリバリのキリン専門家だ。 先生仕事もされているのか聞きやすくわかりやすいお話だった。 小学生から中高年まで最後の質問コーナーも活発で回答もリラックスした…

78冊目 「もしも人食いワニに噛まれたら!」 福田雄介

もしも人食いワニに噛まれたら! 作者:福田 雄介 青春出版社 Amazon オーストラリア在住の和に研究者による知られざるワニの生態。ほぼすべての種が絶滅危惧種であるワニの保護と人間との共存について。 ワニ愛にあふれるこの本を読めばワニが大好きに。。。…

77冊目 「跡を消す」 前川ほまれ

跡を消す 特殊清掃専門会社デッドモーニング (ポプラ文庫) 作者:前川ほまれ ポプラ社 Amazon クラゲのようにふらふら漂い生きてきたフリーター青年航がふとしたきっかけで特殊清掃のアルバイトをすることになる。 体にも心にもきつく軽い気持ちで続けられる…

76冊目 「難事件カフェ2」 似鳥鶏

難事件カフェ2~焙煎推理~ (光文社文庫) 作者:似鳥 鶏 光文社 Amazon シリーズ2作目が知らぬ間に出ていた。もう2年も前。 コーヒーが美味しそうでスイーツが美味しそうで謎がちょっといやらしくて推理が見事。弟智が警察をやめた事情もお兄ちゃんが推理す…

75冊目 「米沢屋書店」 米澤穂信

米澤屋書店 (文春e-book) 作者:米澤 穂信 文藝春秋 Amazon 大量の本(ミステリ)が紹介されている。残念ながらほとんど読んでいない。 米澤氏の文章は大好きだ。生真面目そうででもユーモアと稚気があってクスリとさせてくれる。 小説とはまた一味違ったこの…

74冊目 「月夜の羊」 吉永南央

月夜の羊 紅雲町珈琲屋こよみ 作者:吉永 南央 文藝春秋 Amazon 次が出るのを楽しみにしているシリーズではあるのだけれど実は内容をあまり強烈には覚えていない。 それはそれで繰り返し楽しめるのだけれど 久美ちゃんと一ノ瀬さんはまだ一波乱はありそうだな…

73冊目 「忌名の如き贄るもの」 三津田信三

忌名の如き贄るもの 作者:三津田信三 講談社 Amazon タイトルからも分かる通り刀城言耶シリーズ。 因習の田舎町で起こる儀式のさなかに起こる殺人。 いつものことなんだけど難読の人名や地名が覚えられなくてそのたびに立ち止まる。その人名地名が怪しさを増…

72冊め 「7.5グラムの奇跡」 砥上裕將

7.5グラムの奇跡 作者:砥上 裕將 講談社 Amazon 眼科で働く新米視能訓練士野宮恭一。不器用だけどまっすぐで努力家。 緑内障や認知症(は眼科の範疇じゃないけど)など改善しない病気は切ないけれど悪い人嫌な人が出てこず温かく爽やかな気持ちになれる。

71冊目 「海獣学者、クジラを解剖する。」 田島木綿子

海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~ 作者:田島 木綿子 山と溪谷社 Amazon ニュースなどで時々見かけるクジラやイルカが海岸に漂着することをストランディングと言うそうだ。 年間300件ほどの海獣類が漂着し連絡があれば…

70冊目 「アフター・サイレンス」 本多孝好

アフター・サイレンス (集英社文芸単行本) 作者:本多孝好 集英社 Amazon 対犯罪被害者カウンセラーの高梨唯子は犯罪加害者家族だった。 自分に落ち度はないのに世間から非難される憤りと被害者に対する罪悪感。 やりきれない結末なのに少し希望を感じる。

69冊目 「おはしさま」 三津田信三

おはしさま 連鎖する怪談 作者:三津田 信三,薛西斯,夜透紫,瀟湘神,陳浩基 光文社 Amazon 箸をテーマにしたリレー小説。 一話ずつほぼ独立した中編小説だけど前の作品の設定や登場人物をうまく組み込んでいてどうやって作っていったんだろうと感心する。 メタ…

68冊目 「ショローの女」 伊藤比呂美

ショローの女 (単行本) 作者:伊藤 比呂美 中央公論新社 Amazon 子どもを育て手を離した後も気にかけ親を送り夫を看取り一人日本で犬猫植物そして学生たちを気にかける。 ザ・女の人生を生きているなぁ。 好きなように生きて人は奔放と呼ぶかもしれないけれど…

67冊目 「追憶の烏」 阿部智里

追憶の烏 八咫烏シリーズ (文春e-book) 作者:阿部 智里 文藝春秋 Amazon 「楽園の烏」がなぜああいうことになっていたのかの裏側が少し語られる。 そしてあぁ、こんなことに・・と嘆息 雪哉、どうにも幸せになれそうもない。

「年中模索」ツアー@名古屋

昨夜はスタレビライブを見にセンチュリーホールへ。 このツアー6公演目の参加。記念すべき100公演目。どこで見ても楽しかったけどやっぱり地元はちょっと格別。 2列目だったから喜び勇んで行ったら実質最前列で手が届くんじゃないっていう。そのせいもあった…

66冊目 「立て板に泥水」 深爪

立て板に泥水 作者:深爪 KADOKAWA Amazon ツイッターでよく名前を見かける著者。 最近よくあっるSNS発のエッセイストさんなようだ。 軽妙毒舌。 今週のお題「サボりたいこと」 週3の筈のパートがいつの間にか1日増えて週4になっている。 ジムに行ける日も…

65冊目 「先生、頭突き中のヤギが尻尾で笑っています!」 小林朋道

先生、頭突き中のヤギが尻尾で笑っています! 作者:小林朋道 築地書館 Amazon 相変わらず楽しくて為になる。 写真もかわいい、つい拡大したくなる(電子ではない) きのこへのお絵描き後の反省。先生ほどになってもなお反省できるのすごい。 「もうないだろ…