2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧
本を読んだら散歩に行こう (集英社ノンフィクション) 作者:村井理子 集英社 Amazon 村井さんの日常や過去両親兄義父母への思い愛犬ハリーのことなど様々なエピソードの最後に 一冊の本が紹介される 読んだことのある本は残念ながらなかった 数冊を手帳に控え…
すごすぎる将棋の世界 作者:高橋茂雄(サバンナ) マイナビ出版 Amazon 人気の芸人さんの将棋推しの本 だいたい知っている情報だったし先崎先生のほうが面白い 渡辺名人との対談があったのは良かった 巻末のおすすめの本は概ね読んでいた
https://www.amazon.co.jp/dp/4635049450/ref=emc_b_5_i 古い本のせいか書影が出ません ミニヤコンカ奇跡の生還 (ヤマケイ文庫) 作者:松田宏也 山と渓谷社 Amazon この遭難事故からあとの手術リハビリの日々の記録 手指を失い両足義足で手術と長いリハビリの…
ほねがらみ (幻冬舎文庫) 作者:芦花公園 幻冬舎 Amazon ネットで知り合ったちょっと変な人 昔からある田舎の因習伝わる怪異 誰かの手記噂話作者不明の作品 作中でも言及される三津田信三氏の作品に強く影響を受けているのを感じる 「ず」の羅列がこんなに気…
北緯14度 セネガルでの2ヵ月 (講談社文庫) 作者:絲山 秋子 講談社 Amazon 子供の頃にテレビで見て衝撃を受けた打楽器奏者に会うためにセネガルへ2ヶ月間 とは言えその神様のような人に会うのは一時であとは現地の人達とウダウダと楽しく過ごす 社会情勢も考…
営繕かるかや怪異譚 その参 作者:小野 不由美 KADOKAWA Amazon 建物に残る執着を少し手を加えることで解消していく営繕屋尾端 今回は彼の登場シーンがちょっと少なめだった気がする いつも終盤の登場ではあったのだけれど 意地悪な姑とか身勝手なご近所とか…
灰の劇場 作者:恩田陸 河出書房新社 Amazon 大学の同級生だったという二人の女性が奥多摩で飛び降り自殺をした 一緒に暮らしていたという二人の事件の三面記事からインスパイアされた作品 二人の暮らす日々と作者の分身と思しき作家の日常や思考が延々と続く…
いつものBarで、失恋の謎解きを 作者:大石 大 双葉社 Amazon 31歳の独身女性が行きつけのバーで失恋話をすると常連と思しき初老の男性が 社会学心理学の知識を引いて失恋に至る理由を解き明かす 更にバーのママと常連客との関係も徐々に明らかになって 平…
花散る里の病棟 作者:帚木蓬生 新潮社 Amazon 戦前から続く町医者三代(とおそらく四代目となるであろう医師)の歴史 志半ばで病に倒れた初代軍医として従軍しフィリピンで地獄を見た二代目(彼は父親の死によって苦学して親の医院を継いだ訳では無い) 親の…
ファーブル君の妖精図鑑 作者:井上雅彦 講談社 Amazon 美術大学を途中でやめて母の営む民宿に戻ってきた真亜梨 不思議なものを見る目を持つファーブルくんと知り合い彼の各不思議な文章にインスパイアされて 描く絵から様々な事件の真相を見抜く
絲的炊事記 豚キムチにジンクスはあるのか (講談社文庫) 作者:絲山秋子 講談社 Amazon 絲山秋子が豪快に料理を作って食べるエッセイ とは言えかなり試作したり何日も食べ続けたりしたらしく太ったとか 日頃から料理をしている人の手癖的レシピなので雰囲気が…
祭火小夜の後悔 祭火小夜シリーズ (角川ホラー文庫) 作者:秋竹 サラダ KADOKAWA Amazon ホラー大賞最後の受賞作だそう なんだけどそこまで怖くない 旧校舎に潜む床板を裏返す何者か、夜毎迫ってくる巨大なムカデ、願い事の代償を10年後に取り立てに来る悪…
寝る脳は風邪をひかない (扶桑社BOOKS) 作者:池谷 裕二 扶桑社 Amazon 脳科学者が様々な論文からのトピックを紹介してくれる 短いので読みやすいけどちょっと物足りない感じもする 色々思い込みを覆されたりもする 冷たい雨 寒の戻りってこういうときに…
すごいトシヨリ散歩 作者:池内 紀,川本 三郎 毎日新聞出版(インプレス) Amazon 別に散歩しているわけではない対談本 鉄道とか映画とか本とか旅とか 池内氏がちらりと映画の筋や俳優の話をするとすかさず川本氏がタイトルや名前を言うの 単純にすごいなと思…
まことの華姫 まことの華姫シリーズ (角川文庫) 作者:畠中 恵 KADOKAWA Amazon 江戸は両国の見世物小屋で姫様人形お華を相方に話芸を聞かせる芸人月草 お華には真実を見出す力があると噂されている 人形に語らせるいわゆる腹話術?だから語っているのは結局…
昨日はスタレビライブブギウギワンダーレビューを見に大阪オリックス劇場まで行ってきた このツアー2回め もうすっかり内容忘れてるから新鮮な気持ちで曲だって10曲くらいは入れ替わっているはずだけど どれがどう違っているのかさえわからない 前はそう…
あさとほ (角川書店単行本) 作者:新名 智 KADOKAWA Amazon 名前だけが伝わってその内容は失われてしまった散佚文学「あさとほ」 関わった研究者が失踪したり自死したりする 子供の頃に双子の妹が突然消えたのにまるで初めから存在していなかったかのような経…