2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

83冊目 「夜明けを待つ」 佐々涼子

夜明けを待つ 作者:佐々 涼子 集英社インターナショナル Amazon シリアスな良作を発表してきたノンフィクションライターのエッセイ+ルポタージュ 生真面目な文章が印象的 あとがきに自身の病状とこの先の余命などが書かれていて驚く

82冊め 「タスキ彼方」 額賀澪

タスキ彼方 作者:額賀 澪 小学館 Amazon 戦時下箱根駅伝が中止させられる中なんとか駅伝を更には箱根駅伝の再開を画策する学生たち 一方現代のパリオリンピックマラソン代表を擁する大学陸上部の箱根への挑戦 正直現代部分のほうが興味あるんだけどメインは…

81冊目 「絶対猫から動かない」 新井素子

絶対猫から動かない 作者:新井 素子 KADOKAWA Amazon 良くも悪くも新井素子 帯に「いつか猫になる日まで」のアンサー小説とあったけど 中年以降に抱えた問題はなかなか猫になることを許さない 地下鉄の中で出会ってしまった未知の存在人類の捕食者との問題も…

80冊目 「雨だれの標本」 吉永奈央

雨だれの標本 紅雲町珈琲屋こよみ 作者:吉永 南央 文藝春秋 Amazon 高名な映画監督からの小藏屋を撮影現場に使いたいという打診と共に とある人物を探してほしいという依頼 山荘に暮らす謎の芸術家と草刈りの人の関係 久美ちゃんの恋の行方 家族の難しさ 最…

79冊目 「宙わたる教室」 伊与原新

宙わたる教室 作者:伊与原 新 文藝春秋 Amazon 定時制高校に通う年齢も事情も異なる生徒たち やる気を失いかけたり道を外れそうになる彼らをある思惑のもとに 科学部に誘う理科教師 爽やかにトントン拍子にことは進むが現実に定時制高校生の同様のサクセスス…

78冊目 「最恐の幽霊屋敷」 大島清昭

最恐の幽霊屋敷 (角川書店単行本) 作者:大島 清昭 KADOKAWA Amazon 最恐の幽霊屋敷と称して貸し出されている田舎の一軒家 関わった霊能者たちが次々亡くなり住んだ人たちにも災いが降りかかる 現実の事件なのか 怪異による呪いなのか

76·77冊目 「風神雷神 上下」 原田マハ

風神雷神 Juppiter,Aeolus(上) (PHP文芸文庫) 作者:原田 マハ PHP研究所 Amazon 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下) 作者:原田 マハ PHP研究所 Amazon 無名の若き俵屋宗達が大王信長の命を受けて遣欧少年使節団と共に バチカンを目指す 物語は帰国の途につくと…

熱中症アラート下の東山植物園

少しでも涼しいうちにと9時半前には入園 さすがに人気もまばら 1時間半弱の滞在 暑かった

75冊目 「焔と雪」 伊吹亜門

焔【ほむら】と雪【ゆき】 京都探偵物語 作者:伊吹 亜門 早川書房 Amazon 大正期の京都 探偵鯉城が遭遇した謎を病弱な名探偵が推理するアームチェア・ディテクティブ 推理とは解釈でありストーリーの構築だ

74冊目 「イラク水滸伝」 高野秀行

イラク水滸伝 (文春e-book) 作者:高野 秀行 文藝春秋 Amazon イラク南部にある湿地帯アフワール そこで暮らす人たちの中に人脈を頼りにスルスルと溶け込んでいく高野氏を表紙の写真が物語っている 色々難しい国と地域と時期なので思うようにならないことも多…

73冊目 「墨のゆらめき」 三浦しをん

墨のゆらめき 作者:三浦しをん 新潮社 Amazon 真面目なホテルマン続力と書道家遠田薫 仕事上で出会った二人だが遠田がグイグイと距離を詰めてくる 力の平凡だが温かい子供時代と遠田の過酷な過去が対比的 書の描写が引き込まれる