2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

24冊目 「日本史を暴く」 磯田道史

日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで (中公新書) 作者:磯田道史 中央公論新社 Amazon しょっちゅう古書店を訪れて古文書を漁っている そこから入手した情報からのおもしろ話

23冊目 「僕らに嘘がひとつだけ」 綾崎隼

ぼくらに嘘がひとつだけ 作者:綾崎 隼 文藝春秋 Amazon 一流棋士を父に持つ京介とシングルマザーと二人暮らしの千明 二人の天才少年が棋士を目指して奨励会を駆け上る様が 出生当時二人が取り違えられたかもという疑惑と共に展開していく 二転三転する結末は…

22冊め 「いつまでも親がいる」 島田裕巳

いつまでも親がいる 超長寿時代の新・親子論 (光文社新書 1114) 作者:島田 裕巳 光文社 Amazon タイトルから予想していたのとは違う話だった 長寿社会における親子関係について語られるかと思ったら宗教方面からのアプローチだったり 合一の喜びとか言われて…

21冊目 「からさんの家 伽羅の章」 小路幸也

からさんの家 伽羅の章 作者:小路幸也 徳間書店 Amazon 血縁とか関係性とかちょっと複雑な家族たちの でもきわめて普通のいやでも全然普通じゃないかな?な生活 「まひろの章」もあるらしい 登場人物たちそれぞれの因縁というか前日譚が色々あるらしい雰囲気…

20冊目 「やがて目覚めない朝が来る」 大島真寿美

([お]4-2)やがて目覚めない朝が来る (ポプラ文庫 お 4-2) 作者:大島 真寿美 ポプラ社 Amazon 離婚した母が娘の有加とともに頼った先は別れた夫の母の元だった 少女は元女優であった彼女が引退して彼女を大切にする人たちに囲まれて 暮らす中に包みこまれてい…

19冊目 「みつばの泉ちゃん」 小野寺史宜

みつばの泉ちゃん (一般書) 作者:小野寺 史宜 ポプラ社 Amazon 思ったことがまっすぐ口にも行動にも出てしまう そんな真っ直ぐな片岡泉を おばあちゃんと二人で暮らした小3から20年その時々に側にいた人たちがが語る でもこういう人が苦手な人間もいると…

18冊目 「菜の花食堂のさやかな事件簿」 碧野圭

菜の花食堂のささやかな事件簿 木曜日のカフェタイム (だいわ文庫) 作者:碧野圭 大和書房 Amazon 温かく優しく鋭い先生とその周りの人たち 日常の謎系ではあるけれどホッとするストーリー

義母を送る

本日義母の告別式でした 食べられなくなって1週間 呼吸は多少苦しそうなものの血圧もまだ100を超えているし 努力呼吸も始まっていないしと連絡を受けた翌日 眠るように静かに息を引き取ったそうだ 事前にダンナが下調べをしていた通りにこじんまりした家…

17冊目 「吉村昭と津村節子」 谷口桂子

吉村昭と津村節子:波瀾万丈おしどり夫婦 作者:谷口 桂子 新潮社 Amazon どちらも熱心な読者と言うわけでもないのに吉村昭津村節子関連の本には心惹かれる 作家夫婦でどちらも著名だが三浦朱門曽野綾子夫妻にはあまり惹かれない 昭和一桁だから仕方ないけど…

16冊目 「フットボールの犬」 宇都宮徹壱

フットボールの犬 (幻冬舎文庫) 作者:宇都宮 徹壱 幻冬舎 Amazon 読んでないかなぁ?と思ったけど読み始めたらなんとなく記憶が 今調べたら読んでました 11年前 元々メインストリートじゃない所に興味のある人だったのだな ウェブマガジンに課金して読んで…

15冊目 「27000冊ガーデン」 大崎梢

27000冊ガーデン 作者:大崎梢 双葉社 Amazon 県立高校の学校司書が校内で起こるトラブルや謎を 出入りの書店員と共に推理し解決に導く 日常の謎系 いかにも大崎さんな優しさと祈りに満ちたお話 いろんな本の題名が出てきて若い人には読書案内にもなりそう 自…

14冊目 「いらねえけどあちがとう」 村井理子

いらねえけどありがとう 作者:村井 理子 CCCメディアハウス Amazon 翻訳家でエッセイストで双子の母で介護当事者で いつも時間を奪われ続けてきた著者が自分を大事にするための提案 それ私もやってる!からいい考え!からうんでもちょっとまで 参考にした…

13冊目 「あなたも狂信する」 横道誠

あなたも狂信する 宗教1世と宗教2世の世界に迫る共事者研究 作者:横道 誠 太田出版 Amazon 何となくタイトルにそそられて あとから作者名に気づいたけど太田出版のウェブマガジンで往復書簡を読んでいた 文学研究者で宗教2世でアダルトチャイルドで発達障…

12冊め 「着せる女」 内澤旬子

着せる女 作者:内澤 旬子 本の雑誌社 Amazon 友人の高野秀行や宮田珠己他雑誌関係者たち スーツにあまり縁のない人たちをスーツソムリエとでも言うような人に託して 身体に合う似合いのスーツを探す それがまぁなんとも楽しそうで結構なことです スーツ 奥が…

11冊目 「ひとまず上出来」 ジェーン・スー

ひとまず上出来 (文春e-book) 作者:ジェーン・スー 文藝春秋 Amazon 上手いこと言うな面白いなとサクサクと読む でもいつも思うけどピッタリではない やっぱり港区で暮らす女という感じはある