20冊目 「やがて目覚めない朝が来る」 大島真寿美

 

 

離婚した母が娘の有加とともに頼った先は別れた夫の母の元だった

少女は元女優であった彼女が引退して彼女を大切にする人たちに囲まれて

暮らす中に包みこまれている

その穏やかな結界を少女の父親が厭うた気持ちも分かるような気もする