127冊目 「夢みる葦笛」 上田早夕里

夢みる葦笛 (光文社文庫) 作者:上田 早夕里 発売日: 2019/01/25 メディア: Kindle版 今の時代SF的なものと異形なものは親和性が高いのだろう。 人が人でないものに変容していくこと電気信号が知性を持ち思考した時それは生物なのか? 土星の輪や石の柱から次…

126冊目 「月まで三キロ」 伊与原新

月まで三キロ 作者:新, 伊与原 発売日: 2018/12/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) 色々うまく行かない人生。ままならない中で月とか地質とか化石とか素粒子とかが心の支えとなったりする。 じんわり来ます。

125冊目 「慟哭は聴こえない」 丸山正樹

慟哭は聴こえない (デフ・ヴォイス) 作者:丸山 正樹 発売日: 2019/06/28 メディア: 単行本 シリーズ3作目なので1,2を読んでないとちょっと人間関係とかわかりにくかった。 前作読もう。 手話通訳者が主人公で聾者と健聴者の超えがたい壁とか家族の中でも…

124冊目 「踊る猫」 折口真喜子

踊る猫 与謝蕪村ふしぎ江戸情話 (光文社文庫) 作者:折口 真喜子 発売日: 2017/03/24 メディア: Kindle版 軽みのある怪異譚。与謝蕪村を狂言回しにその俳句や絵を作品の中でうまく使っている。 悲しく切ない話も多いけど明るさの感じられる読後感で前向きな強…

123冊め 「つかのまのこと」 柴崎友香

つかのまのこと 作者:柴崎 友香,東出 昌大 発売日: 2018/08/31 メディア: 単行本 何代もその家で暮らす人達を見てきたかつて自分もそこで暮らしていたかもしれない幽霊らしきもの。 そのイメージとしての実体が写真として合間合間に挿入されている。 元々東…

122冊め 「虚談」 京極夏彦

虚談 「 」談 (角川書店単行本) 作者:京極 夏彦 発売日: 2018/02/28 メディア: Kindle版 元デザイナーで今は作家、昔の知り合いからはなっちゃんなんて呼ばれているっておぉ語り手は京極夏彦か? 色んなシーンで怖い話や不思議な話が語られて、でも嘘なんだ…

121冊目 「鳥と雲と薬草袋」 梨木香歩

鳥と雲と薬草袋 作者:梨木 香歩 発売日: 2013/03/01 メディア: 単行本 土地の名前をを元にその名のついた由来を考察しその地の思い出を語る。 深堀りする訳ではないし由来を調べて自説を語るほどでもない。 短い文章の中に作者の思い(好き嫌いも?)がのぞ…

120冊目 「歩道橋シネマ」 恩田陸

歩道橋シネマ 作者:恩田陸 発売日: 2019/11/20 メディア: 単行本 恩田陸の短編集、まぁ消化不良と言われてしまえば確かにそうなのかもしれないけど。。 スピンオフあり予告編あり実体験からの妄想ありまだ書かれていない長編のスピンオフなんて言うものまで…

119冊目 「本と幸せ」 北村薫

本と幸せ 作者:薫, 北村 発売日: 2019/09/26 メディア: 単行本 本があれば幸せ、ほんとに幸せだなぁ。。。という北村先生に色々教えてもらえる本。 とはいえ知識の幅が広すぎます。 咳 喉が乾燥している感じで息をするたびにイガイガとしていた。 最近は咳が…

118冊目 「ふいに吹く風」 南木佳士

ふいに吹く風 (文春文庫) 作者:南木 佳士 発売日: 1996/02/09 メディア: 文庫 芥川賞受賞前後を含むエッセイ集。 うつ病発症前の不器用で生き辛い性格を自覚しながらも自信に満ち自他ともに厳しいところも感じられる。 そう思って読むせいかこの人なりにイケ…

117冊目 「山岳遭難の傷痕」 羽根田治

十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕 作者:羽根田 治 発売日: 2020/01/23 メディア: 単行本 大正から戦前戦後平成まで大きな山岳遭難を取り上げて資料からその経緯と原因を追求する。 山岳小説も読むけれどノンフィクションは小説以上に面白い時がある。 特…

116冊目 「燈火」 三浦哲郎

燈火 (銀河叢書) 作者:哲郎, 三浦 発売日: 2016/08/26 メディア: 単行本 もうなんかね、この年になってこれから先もうこういう派手さはないけど心穏やかになる作品を繰り返し読んでいけば良いんじゃないかと思ったりする今日このごろ。 家族の日常その何気な…

音市音座 第二夜

昨日に引き続き配信視聴。 ゲストは杉山清貴・ゴスペラーズ・矢井田瞳・小田和正 当然のようにオープニング二曲を替えてくる。 木蘭の涙→夢伝説 銀座ネオンパラダイス→還暦少年 木蘭は後半に小田さんとピアノバージョンで演ってくれた。 昨日より一組少ない…

音市音座 第一夜

www.tokai-tv.com 毎年行ってる音市音座。今年が10年目なんだそうだ。 残念ながら無観客配信になってしまったけれど名古屋までやって来ての公演。 皆数カ月ぶりに新幹線に乗ったとか。今年初めてのライブだとか。。。 今日の出演は吉田山田・藤井フミヤ・KAN…

115冊目 「月虹の夜市」 折口真喜子

月虹の夜市 (日本橋船宿あやかし話) 作者:折口 真喜子 発売日: 2019/01/21 メディア: 単行本 シリーズ2作目。 特に大きな事件が起きるわけでもなく淡々と怪しいもの不思議なことがやって来ては去っていく。 温かい人情もありでもベタベタせず。父親甚八の来…

114冊目 「急な青空」 南木佳士

急な青空 (文春文庫) 作者:南木 佳士 発売日: 2006/03/10 メディア: 文庫 うつ病を患い多くのものを手放してしかしまたそこから得るものも多く厳しい日々を生き抜いた後に大きく息をつき家族や自然に目を向ける日々。 9月は黄昏の国へと繋がっている ふと10…

113冊め 「図書室のバシラドール」 竹内真

図書室のバシラドール 作者:竹内真 発売日: 2020/03/18 メディア: Kindle版 シリーズ3作目。 なんの展望もなく働き始めた高校の図書室、2年目の夏には司書資格を取るため通信教育を受け始めたり図書委員たちとビブリオバトルを開催したり生徒たちの諍いを発…

112冊め 「落葉小僧」 南木佳士

落葉小僧 (文春文庫) 作者:南木 佳士 メディア: 文庫 南木氏が鬱やパニック障害を発症するより前の作品だと思うのだけれど元々がそう晴れやかなタイプの作品を書く方ではなかったのですね。好きですが。 魚釣りに絡めて人生の哀しみを語るとでも言いましょう…

111冊目 「子育てとばして介護かよ」 島影真奈美

子育てとばして介護かよ 作者:島影 真奈美,川 発売日: 2019/09/13 メディア: 単行本 これまたネットでの連載の書籍化本。この続きを現在進行系でネットで読んでいる。 でもネットで週一読むのと活字で読むのってやっぱり違うんだなぁ。 図らずも認知症義父母…

110冊目 「タイトルはそこにある」 堀内公太郎

タイトルはそこにある (ミステリ・フロンティア) 作者:堀内 公太郎 発売日: 2018/05/31 メディア: 単行本 編集者K島氏(よく聞く名前)に出されるお題に応えた5篇。 なかなかなムチャ振りでこれは千本ノックなのか?と 舞台で実際に上演できることをイメージ…

109冊目 「逢魔が刻」 西澤保彦

逢魔が刻 腕貫探偵リブート 作者:西澤 保彦 発売日: 2019/12/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) 腕貫さんはは殆ど出てこず主にユリエさんの推理が展開される。 お見合い顛末記が面白かったかな? 今週のお題「暑すぎる」 とにかく暑くてベランダに出るの…

108冊目 「今昔百鬼拾遺 鬼」 京極夏彦

今昔百鬼拾遺 鬼 (講談社タイガ) 作者:京極夏彦 発売日: 2019/04/18 メディア: Kindle版 美人で賢くて人気者ではあるのだけれど本編では影が薄い京極堂の妹中禅寺敦子が主人公というか聞き役? 事件は勝手に起きて勝手に進み勝手に解決する。京極堂たちはど…

107冊目 「べらぼうくん」 万城目学

べらぼうくん 作者:学, 万城目 発売日: 2019/10/11 メディア: 単行本 作家万城目学ができるまで。 浪人・大学生時代から就職して作家になるために会社をやめた無職時代まで。 必死ではあったのだろうけれど語られるとどこかのどかでのほほんとしたデビュー前…

106冊目 「オーパーツ 死を招く至宝」  蒼井碧

オーパーツ 死を招く至宝 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 作者:蒼井 碧 発売日: 2019/01/10 メディア: 文庫 オーパーツ(古代にその次代の技術では作ることが不可能であった 遺物)鑑定士を自称する大学生(相当胡散臭い)と彼とうり二つな同級生。 …

105冊目 「山中静夫氏の尊厳死」 南木佳士

山中静夫氏の尊厳死 (文春文庫) 作者:南木 佳士 発売日: 2004/02/10 メディア: 文庫 末期の肺癌患者と著者の分身である医師の死と死を前にした心残りを巡るやり取り。 多くの死と向き合いすぎて鬱を発症した著者の患者への向き合い方、一方で自分自身へのぞ…

104冊目 「鶏肉以上、鳥学未満。」 川上和人

鳥肉以上,鳥学未満. 作者:川上 和人 発売日: 2019/02/20 メディア: 単行本 日々の食卓に登る鶏肉を語って鶏を解剖し他の鳥と比較する。 相変わらず饒舌、比喩がマニアック(時々わからない) お弁当 数年前までは年の割に歯が丈夫なのが自慢だったハハだが…

103冊め 「鉄童の旅」 佐川光晴

鉄童の旅 作者:佐川 光晴 発売日: 2014/02/06 メディア: 単行本 5才以前の記憶がなく養護施設で育った天涯孤独だった青年。 鉄道検査技師で鉄道マニアで妻にまもなく子供が生まれる。 彼の失われた記憶と鉄道への愛を巡る旅。 そして帰る場所は新しい自分の…

102冊め 「ディレイ・エフェクト」 宮内悠介

ディレイ・エフェクト 作者:悠介, 宮内 発売日: 2018/02/07 メディア: 単行本 2020年の東京に昭和20年が重なり合って進行していくそれぞれの日常。 そして東京大空襲の日が迫る。 表題作と一人のメンバーの死によって崩壊したバンドの記憶をたどる空蝉…

101冊目 「居酒屋ぶたぶた」 矢崎存美

居酒屋ぶたぶた (光文社文庫) 作者:矢崎 存美 発売日: 2017/09/22 メディア: Kindle版 あまりにたくさんありすぎて読んだか読んでないかわからなくなりつつあるぶたぶたシリーズ。 出版順に読んでるはずなんだけど?と思ったらやっぱり読んでいた。 タイトル…

100冊目 「着物憑き」 加門七海

着物憑き (集英社ノンフィクション) 作者:加門七海 発売日: 2020/01/31 メディア: Kindle版 怪談作家による着物愛。着物やそれにまつわる小物に人格(?)を認め意思を感じる。 まぁ、そこから怪談話が派生したりもするのだけれど。。 着物に関する蘊蓄も色…