荒々金遣い

このところバタバタとせわしなくいろんなことが後回しになっていた。 先日のスタレビ即売会も映像はなんとか見たけれど販売は後回しにしているうちに時間切れになってしまった。 まぁサインにそれほど執着がないせいもあるけれど。 今日は12月の月イチ企画お…

157冊め 「蟬かえる」 櫻田智也

蝉かえる サーチライトと誘蛾灯 (ミステリ・フロンティア) 作者:櫻田 智也 発売日: 2020/07/13 メディア: Kindle版 一見不可解な出来事が補助線を引いたり別の角度から見たりまたピースを一つ足すことによってはっきりと意味を持ってくる。 そんな5つの謎と…

156冊め 「さんかく」 千早茜

さんかく 作者:千早 茜 発売日: 2019/10/31 メディア: 単行本 食の趣味が一致するからとアラフォー女子と30半ばの男がルームシェアを始める。 女は自立しているように見えるし男は礼儀正しい。でもこの状況気持ち悪いでしょう?コンビニ弁当や持ち帰り惣菜…

155冊め 「あの人は蜘蛛を潰せない」 彩瀬まる

あのひとは蜘蛛を潰せない(新潮文庫) 作者:彩瀬 まる 発売日: 2016/02/19 メディア: Kindle版 母親の愛情という名の押し付けに潰されそうになっている29歳ドラッグストア店長と8歳年下の彼氏。 悲惨な結末が頭をよぎる滑り出しだけど二人の関係の深まり…

154冊め 「世話を焼かない四人の女」 麻宮ゆり子

世話を焼かない四人の女 作者:麻宮 ゆり子 発売日: 2019/08/30 メディア: Kindle版 「さいはて部署」と呼ばれる総務部の女部長、元実業団ソフトボール部の宅配便運転手、感覚が過敏すぎるパン屋アルバイト、清掃会社の女社長。 女であるがゆえに軽んじられた…

153冊め 「シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた『家族とは何なのか問題』のこと」 花田菜々子

シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた「家族とは何なのか問題」のこと 作者:花田菜々子 発売日: 2020/03/18 メディア: 単行本 タイトル長すぎでしょ。 なんとなく見覚えがあるような気がしたらやっぱり出会い系で本を勧めていた…

152冊め 「待ち遠しい」 柴崎友香

待ち遠しい 作者:柴崎 友香 発売日: 2019/06/08 メディア: 単行本 大阪郊外で古い家の離れに住む40手前の春子。大家の娘で夫を亡くして母屋に越してきた60過ぎのゆかり。ゆかりの甥の妻沙希。 年齢も境遇も考え方も違う女達が反発したり気に掛け合ったり…

151冊目 「線は、僕を描く」 砥上裕將

線は、僕を描く 作者:砥上 裕將 発売日: 2019/06/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) 心に傷を負って自分の中に閉じこもっていた主人公が水墨画という表現と出会い周辺の人に助けられ自分の道を見定めて立ち直っていくストーリーの中に、水墨画のストイッ…

150冊目 「神様のケーキを頬ばるまで」 彩瀬まる

神様のケーキを頬ばるまで (光文社文庫) 作者:まる, 彩瀬 発売日: 2016/10/12 メディア: 文庫 駅前の雑居ビルで働く人を主人公に一見そつなく生きているように見えてうまく行かなさを内に抱えている人たちの日常生活。 各話に他の話の主人公がちらりと登場す…

149冊目 「エベレストには登らない」 角幡唯介

エベレストには登らない 作者:唯介, 角幡 発売日: 2019/12/04 メディア: 単行本 極夜行の準備期間や底に賭ける思いまた家族のことや探検家としての矜持など。 探検家として一番脂が乗った時期である40歳前後のエッセイ集。 タイトルはいかにも角幡氏らしい…

148冊目 「のっけから失礼します」 三浦しをん

のっけから失礼します 作者:三浦 しをん 発売日: 2019/08/05 メディア: 単行本 久々の脱力系エッセイ集。 最近はエッセイでも博物館巡ったり鉄道に乗って考察したりと割と真面目な感じのが多かったけど好きなものにのめり込んで深く深く掘っていく感じ、直木…

147冊目 「今昔百鬼拾遺 河童」 京極夏彦

今昔百鬼拾遺 河童 (角川文庫) 作者:京極 夏彦 発売日: 2019/05/24 メディア: 文庫 このシリーズは中禅寺敦子が狂言回しかと思ったら敦子&美由紀コンビで敦子が探偵役なのね。そしてどちらかと言うと美由紀が狂言回し。 出だしの女学生4人の河童談義はサー…

146冊目 「旧談」 京極夏彦

旧談 「 」談 (角川文庫) 作者:京極 夏彦 発売日: 2016/01/25 メディア: Kindle版 江戸時代の随筆集でタイトルは(「新耳袋」で)お馴染みとなった「耳袋」を現代語訳と言うか翻案。 文体が絶妙なのと登場人物がイニシャル表記になっているせいでなんだか現…

145冊目 「家族終了」 酒井順子

家族終了 (集英社ノンフィクション) 作者:酒井順子 発売日: 2019/04/26 メディア: Kindle版 ダンナがこの本を見て「怖そうだね~」と言ったけれどたしかにインパクトのあるタイトルかも。 とはいえ両親についで兄を亡くして自分の生まれ育った家族(育成家族…

144冊目 「ひかりの魔女 にゅうめんの巻」 山本甲士

ひかりの魔女 にゅうめんの巻 (双葉文庫) 作者:山本 甲士 発売日: 2019/05/16 メディア: 文庫 第2弾はひかりおばあちゃんの登場は少なめでおばあちゃんの信者(笑)たちがおばあちゃんから受けた親切を回していくペイ・フォワード的なお話。 親切が親切を呼ん…

143冊目 「桜の下で待っている」 彩瀬まる

桜の下で待っている (実業之日本社文庫) 作者:彩瀬 まる 発売日: 2018/01/23 メディア: 文庫 温かいばかりではない、自分の見たいところだけ(それが否定するための視点だとしても)見ている場合もある。 故郷とか血縁とか重苦しいけど愛おしい。 全体的に柔…

142冊め 「きれいなシワの作り方」 村田沙耶香

きれいなシワの作り方 淑女の思春期病 (文春文庫) 作者:沙耶香, 村田 発売日: 2018/12/04 メディア: 文庫 最初の何篇かは「あれ?村田沙耶香ってエッセイは案外普通だな」って言う感想だったんだけど読み進むうちに「やっぱりこの人ちょっと変わってるわ」と…

141冊め 「ひかりの魔女」 山本甲士

ひかりの魔女 (双葉文庫) 作者:山本甲士 発売日: 2016/12/09 メディア: Kindle版 同居していた長男が亡くなり次男一家のところへやって来たおばあちゃん。 浪人生の息子反抗的な娘リストラ寸前の父イライラしている母。 おばあちゃんのちょっとした働きかけ…

140冊目 「やがて海へと届く」 彩瀬まる

やがて海へと届く (講談社文庫) 作者:彩瀬まる 発売日: 2019/02/15 メディア: Kindle版 震災によって親友を喪った女性が(遺体が見つからないこともあって)その死を受け入れることができず彼女を亡き人として振る舞おうとする母親や恋人に反発する。 いつま…

139冊目 「潮首岬に郭公の鳴く」 平石貴樹

潮首岬(しおくびみさき)に郭公(かっこう)の鳴く 作者:平石貴樹 発売日: 2019/10/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) 事件は美人三姉妹の連続殺人と派手だけど捜査は薄弱な容疑者が浮かんでは消え。 状況だけが淡々と説明されて最後に名探偵登場。 名探偵が…

138冊目「 いいも悪いも、すべて自分のせい」 曽野綾子

私日記(11) いいも悪いも、すべて自分のせい (私日記 11) 作者:曽野 綾子 発売日: 2020/03/03 メディア: 単行本(ソフトカバー) だんだん薄くなって字も大きくなっている。 曽野綾子さんうちのハハとほぼ同じ年なんですよ。そう思えば驚異的にしっかりして…

137冊目 「アラフォーになってようやく気づいたんだけど、私、たぶん向いてない。生きることに」 甘木サカヱ

アラフォーになってようやく気づいたんだけど、私、たぶん向いてない。生きることに…… メンタル編 作者:甘木サカヱ 発売日: 2019/03/04 メディア: 単行本 よく眠りたまに色々考える主婦さんをTwitterでフォローしてる88000人のうちの一人なんですよ、私…

136冊目 「キリン解剖記」 郡司芽久

キリン解剖記 (ナツメ社サイエンス) 作者:郡司芽久 発売日: 2019/07/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) 幼い頃からキリン好きで大学更に大学院でキリンを研究し何頭ものキリンを解剖しついにキリンの8番目の「首の骨」を発見するまで。 キリンとその研究…

135冊目 「キャサリンはどのように子供を産んだのか?」 森博嗣

キャサリンはどのように子供を産んだのか? How Did Catherine Cooper Have a Child ? (講談社タイガ) 作者:森 博嗣 発売日: 2020/02/21 メディア: 文庫 人類が子供を産めなくなった世界で隔絶された研究所で一人の研究者が子供を産んでいたという。どうやっ…

134冊目 「怪談実話系 4」

怪談実話系 4―書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-4) 作者:工藤美代子,加門七海,福澤徹三,中山市朗,伊藤三巳華,小池壮彦,安曇潤平,松村進吉,牧野修,岩井志麻子 発売日: 2010/06/22 メディア: 文庫 お馴染みの人からあまり知らない人まで、…

133冊め 「あちらにいる鬼」 井上荒野

あちらにいる鬼 作者:井上 荒野 発売日: 2019/02/07 メディア: 単行本 かつてあった小説家同士の不倫、その妻との三角関係をふたりの女の視点から描く。 作者がその娘であるというのもいささかセンセーション。 井上荒野は1,2冊しか読んでいないのにこれ…

132冊め 「恋する狐」 折口真喜子

恋する狐 与謝蕪村ふしぎ江戸情話 (光文社文庫) 作者:折口 真喜子 発売日: 2018/02/23 メディア: Kindle版 与謝蕪村を狂言回しにしみじみさせる短編集。 怪異はあれど怖くはない。 今週のお題「運動不足」 仕事と孫の子守と年寄りの世話の合間にスキを見てジ…

131冊目 医者という仕事」 南木佳士

医者という仕事 (朝日文芸文庫) 作者:南木 佳士 メディア: 文庫 低い目線で謙虚であることを旨とする医師。 本人の自意識的には自分は作家であるということらしい。 医師は世間的にその職業において下駄を履かせられているから。 著者40歳前後の作品。強い…

130冊目 「地形の思想史」 原武史

地形の思想史 作者:原 武史 発売日: 2019/12/20 メディア: 単行本 最近ブラタモリなんかで地形や地質が注目されてるからそういう方面かと思ったらちょっと違った。 疑問を感じて現地に出かけて観て話を聞いて考える。 それが大切なこと。 皇室絡みの言及が多…

129冊目 「風と双眼鏡、膝掛け毛布」 梨木香歩

風と双眼鏡、膝掛け毛布 (単行本) 作者:香歩, 梨木 発売日: 2020/03/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) こちらの続編のような感じ。 acha3.hatenablog.com 主に東日本。東北北海道一部九州沖縄。 街道沿いの土地や変わった名前の土地の由来など。 北海道…