99冊め 「おたがいさま」 群ようこ

おたがいさま れんげ荘物語 作者:群ようこ 角川春樹事務所 Amazon お互いどうしても認め会えなかった母の死。兄や義姉の優しさに感謝しながらもそれ故の束縛を嫌って拒絶する(そしてそれをまた申し訳ながる)自分のわがままを自覚するキョウコさん。 れんげ…

98冊め 「散歩するネコ」 群ようこ

散歩するネコ れんげ荘物語 (ハルキ文庫) 作者:群ようこ 角川春樹事務所 Amazon れんげ荘も変わらないようで変わっていく旅人コナツさんも紆余曲折ありながられんげ荘を出てスーパーでアルバイトを始める。 キョウコさんの何にも縛られない生き方と言いなが…

ハハが入院した その2

そしてある日担当医から電話があっていつでも退院できます。と ただしそれは肺炎が治ったというだけで90歳が1ヶ月入院していたらどうなるか想像しただけで恐ろしい。 でも入院していたのは急性期病院だから病気が治ればいつまでもはいられない。 猶予はど…

97冊め 「偶然にして最悪の邂逅」 西澤保彦

偶然にして最悪の邂逅 作者:西澤 保彦 東京創元社 Amazon 相変わらずひどい話なんだけどその酷さが当たり前のように語られてちゃんと謎が解かれていくという西澤マジック。

96冊め 「劫尽童女」 恩田陸

劫尽童女 (光文社文庫) 作者:恩田 陸 光文社 Amazon 最初に読んだ時はいまひとつだなぁと思ったけど案外今読んだら。。第2弾。 こんな話だったんだぁ、もうすっかり忘れていた。 謎の組織天才科学者の父その父の実験材料とされ異常な能力を持つ娘。 孤独と…

95冊め 「縁」 小野寺史宜

縁 作者:小野寺 史宜 講談社 Amazon 連作短編集。 登場人物たちが少しずつどこかで繋がっていて良い人もいれば嫌なやつもいる。 一つの会話も相手側から見るとちょっと意味が違っていたりもする。

ハハが入院した その1

6月半ば突然ハハが体調を崩して食べられなくなった。 かかりつけの医者に連れて行ったら レントゲンと血液検査をして軽い脱水ということで点滴をしてくれた。 一人にはしておけないのでうちに連れてきたけど食べられない飲めないぐったりしてる。 翌日も点…

楽園音楽祭@太閤山

25日土曜日はスタレビの夏イベ SINGLES/62を観に富山の太閤山ランドに行ってきた。 去年はコロナで中止になってしまったから2年ぶり。 今年も観客50%での開催。 40周年の配信ライブシングルリクエストからの流れでこれまでのシングル曲62曲から…

94冊め 「陰陽師と綺羅のあやかし」 中村ふみ

陰陽師と綺羅のあやかし (小学館文庫キャラブン!) 作者:中村ふみ 小学館 Amazon 陰陽師見習いと強力あやかし雪羽シリーズ2作目。 陰陽寮の最下っ端で権力も腕力もないが誠実で心優しい春実が奮闘する。 美形あやしかしとのイチャイチャも心楽しい。 コロナ…

93冊め 「黒武御神火御殿」 宮部みゆき

黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続 作者:宮部 みゆき 毎日新聞出版 Amazon 前作でおちかがお嫁に行って聞き手が三島屋次男の富次郎に交代。 おちかが優等生に過ぎたのか富次郎がまだ不慣れなのかどことなく物語はぎくしゃくと進んでいく。 語られるお話…

92冊め 「泣き娘」 小島環

泣き娘 作者:小島 環 集英社 Amazon 両親を亡くし幼い弟妹を養うため葬儀の席で泣き嘆く哭女となった少年の成長物語。 中国風の名前がなかなか覚えられなくてジリジリしたけど。 我が身と弟妹を守ることだけに必死で周りを信じていなかった少年が自分を信頼…

91冊め 「机の上の仙人」 佐藤さとる

机の上の仙人: 机上庵志異 作者:佐藤 さとる ゴブリン書房 Amazon 遠い昔に波とかインポケットとか本屋さんで無料でもらえる冊子に連載されていたのを読んでいたような気がする。とても懐かしい。 机の上に突然現れた2寸あまりの小さな仙人が語る奇妙なお話…

90冊め 「日曜日は青い蜥蜴」 恩田陸

日曜日は青い蜥蜴 作者:恩田 陸 筑摩書房 Amazon 読書日記や書評映像作品にも言及されているけれど見事に殆ど知らない作品ばかり。 元々洋物方面は手を出していないし名前は知っていてもちょっと食指が動かなかった作品とか。 こんなに好きな作家なのにその…

89冊め 「鍛える聖地」 加門七海

鍛える聖地 (幽BOOKS) 作者:加門七海 メディアファクトリー Amazon 無人島で樹海で山で海で。。。 怪しいモノを感じる加門七海のでもくすりと笑えるエッセイ 信じる信じないは自由だけど読んで楽しければそれでいい。 集団接種 月曜日にコロナワクチン接種券…

88冊め 「ワトソン力」 大山誠一郎

ワトソン力 作者:大山誠一郎 光文社 Amazon 周りにいる人の推理力を飛躍的に高める能力、それをかの名探偵助手ワトソン氏に引っ掛けてワトソン力と呼ぶ。 7つの解決された事件と1つの現在進行系の謎。短編らしいお気楽さで読める。

87冊め 「陰陽師と無慈悲なあやかし」 中村ふみ

陰陽師と無慈悲なあやかし (小学館文庫キャラブン!) 作者:中村ふみ 小学館 Amazon 平安の世、陰陽料の新米下っ端役人大江春実が召喚した式神は美形の強力あやかし。 食料として寿命を食われることになった春実が左大臣邸で起きた怪異の探索に赴く。 おやつ…

86冊め 「チームⅢ」 堂場瞬一

チームIII 作者:堂場 瞬一 実業之日本社 Amazon 箱根・東海道マラソンを経て現役を引退して家業のレモン農家で働く山城。 東京オリンピックでメダルを期待されるランナーの臨時コーチを委ねられ。 山城、大人になったのか?というかこんなヘタレランナーの日…

85冊め 「出張料理人ぶたぶた」 矢崎存美

出張料理人ぶたぶた (光文社文庫) 作者:矢崎 存美 光文社 Amazon 訪問シェフとか家政婦とか家事代行とか流行っているらしい。 疲れたり忙しかったり寂しかったりしたときにぶたぶたが来てくれたら嬉しいね。 夢のようなぶたぶたの世界にも現実の疫病が影を落…

84冊め 「西南シルクロードは密林に消える」 高野秀行

西南シルクロードは密林に消える (講談社文庫) 作者:高野秀行 講談社 Amazon 有名なシルクロードとは別ルートの記録さえもはっきり残っていない 西南シルクロードを踏破しようとうつで引きこもっていた高野氏が一発逆転を狙うかのように少ないつてを駆使して…

スターダストレビュー ア・カペラ&アコースティックライブ@福井

昨日はハーモニーホール福井でスタレビのアコアカライブを見た。 福井は験が良くて今までも5列目より後ろになった記憶がないのだけれど今回も5列目。 会場に入ってみれば4列目まではコロナ対策でお客さんを入れていなくて前には人がいない状態。じっくり…

83冊め 「もしかして ひょっとして」 大崎梢

もしかして ひょっとして 作者:大崎梢 光文社 Amazon 最初の1編がちょっとプロローグ風だったので連作短編かと思って読んだらノンシリーズの短編集だった。 どれも最後はホッとできるのはいかにも大崎さん。

82冊め 「9つの脳の不思議な物語」 ヘレン・トムスン

9つの脳の不思議な物語 (文春e-book) 作者:ヘレン・トムスン 文藝春秋 Amazon 何らかの脳の機能障害により特殊な認知をしている人へのインタビュー。 過去を一日たりとも忘れない、自宅で道に迷う、トラに変身する、自分はもう死んでいると感じるなどなど。…

81冊め 「ジンカン」 三田誠

ジンカン 宮内庁神祇鑑定人・九鬼隗一郎 (講談社タイガ) 作者:三田誠 講談社 Amazon 呪いを招く特殊文化財を鑑定する神祇鑑定人と彼に拾われた特殊な出自を持つ青年。 初めての作家さんだったしあまり期待していなかったけど面白かった。

80冊目 「謎のアジア納豆」 高野秀行

謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫) 作者:高野秀行 新潮社 Amazon アフリカ納豆の前にまずアジア納豆があった。 納豆ってネバネバ食べるだけじゃなくて出しとしても活用できるんだな。そしてこんなに簡単(そうに)作れちゃうんだな…

79冊目 「京都に女王と呼ばれた作家がいた」 花房観音

京都に女王と呼ばれた作家がいた 山村美紗とふたりの男 作者:花房 観音 西日本出版社 Amazon ものすごく多くの人に読まれていたのだろうけれどかなりのミステリ好きでも1冊も読んだことがないという人も多いのではないか?私もその一人。西村京太郎もしかり…

78冊目 「静おばあちゃんと要介護探偵」 中山七里

静おばあちゃんと要介護探偵 (文春文庫) 作者:中山 七里 文藝春秋 Amazon 正反対の性格の老人コンビが推理と実力行使で事件を解決していく。 独断専横な要介護探偵を痛快と言ってしまって良いものかどうかちょっと迷うけどこのキャラあってこその展開だもの…

77冊目 「雪月花黙示録」 恩田陸

雪月花黙示録 (角川文庫) 作者:恩田 陸 KADOKAWA Amazon 数ある恩田陸作品の中で面白くはあるけど今ひとつかなぁ?と思った初読時。 読み返してみると面白いわ。 華やかでコミカルで不気味。色んな意味で恩田陸ワールド。

76冊目 「古生物学者、妖怪を掘る」 荻野慎諧

古生物学者、妖怪を掘る―鵺の正体、鬼の真実 (NHK出版新書 556) 作者:荻野 慎諧 NHK出版 Amazon 鵺、鬼、河童などの怪異を化石や古文書を読み解きながら解明していく。 なるほどなぁと思う部分もあればかもかもでちょっと説得力にかけるところもある。 むし…

75冊目 「おいしい育児」 佐川光晴

おいしい育児―家でも輝け、おとうさん! (こどものみらい叢書) 作者:佐川 光晴 世界思想社 Amazon ある意味理想論なんだけどね。 主夫として二人の子供を育てた作家の新米パパとこれからパパになる男性へのエール。 こういう生き方を選ぶ人がこれからは増えて…

74冊目 「ばけもの好む中将 九」 瀬川貴次

ばけもの好む中将 九 真夏の夜の夢まぼろし (集英社文庫) 作者:瀬川 貴次 集英社 Amazon 夏の離宮での宴。離宮で噂される怪異の存在に食いつく宣能とまたまた引き回される宗孝。 一方恋しいましろとの逢瀬を目論む東宮=春若。 今回もドタバタ喜劇的展開、そ…