日々

9冊目 「将棋指しの腹のうち」 先崎学

将棋指しの腹のうち 作者:学, 先崎 発売日: 2020/01/22 メディア: 単行本 千駄ヶ谷にある将棋会館からほど近い飲食店。 勝負の後の悲喜こもごもがお酒が入ると更に深くなる。 それでも行くのは非常識? 愛知県も緊急事態宣言が出たからこういう業界も時短営…

8冊目 「幽霊を創出したのは誰か?」 森博嗣

幽霊を創出したのは誰か? Who Created the Ghost? (講談社タイガ) 作者:森 博嗣 発売日: 2020/06/19 メディア: 文庫 若い男女の幽霊が出るという城跡、その幽霊だと言われる男の出自である一族、その一族の現当主からの招待、そして殺人事件が。。 この世界…

5冊目 「道化師の退場」 太田忠司

道化師の退場 作者:太田忠司 発売日: 2019/07/11 メディア: 単行本 殺人事件の容疑者として逮捕され留置所で自殺した母親の無実を証明するために余命半年でホスピスにいる名探偵の元を訪れる。 あれ?今気づいたけどシェイクスピア俳優で素人探偵ってドルリ…

2020年ベスト

昨年読んだ本の中から印象深い本を選んでみました。 番号は振ってありますが順位ではありません。 1「悲素」 帚木蓬生 acha3.hatenablog.com 2「エスケープ・トレイン」 熊谷達也 acha3.hatenablog.com 3「エスケープ」 佐藤喬 acha3.hatenablog.com 4「…

172冊め 「師弟」 野澤亘伸

師弟 棋士たち魂の伝承 作者:野澤亘伸 発売日: 2018/06/19 メディア: 単行本(ソフトカバー) 棋士になるためには現役棋士の弟子にならなくてはならない。 自身の対局や将棋の研究で忙しい中奨励会で戦う弟子たちの戦績やときに生活まで気にかけていくのは大…

171冊目 「シークレット」 綾辻行人

シークレット 綾辻行人ミステリ対談集in京都 作者:綾辻行人 発売日: 2020/09/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) 若き後輩作家たちとの対談集。 みんな綾辻先生が大好きで畏敬のあまり緊張MAXだったらしい。 綾辻行人って面倒見が良いんだなぁ。賞の選考委…

167冊目 「村井さんちの生活」 村井理子

村井さんちの生活 作者:村井理子 発売日: 2020/08/27 メディア: Kindle版 琵琶湖のほとりで暮らす翻訳家一家の日常。 双子の息子達、犬との生活、夫とのやり取り、仕事と家事。 なんというかとても情の深い人なんだと感じる。 年の瀬業務 年末だからといって…

166冊目 「フットボール風土記」 宇都宮徹壱

フットボール風土記 作者:宇都宮 徹壱 発売日: 2020/11/19 メディア: Kindle版 地元だからJはグランパスということにしているけれどサッカーに強い思い入れがあるというわけでもない。 地域リーグやJFLで戦うチームは名前も知らなかったところもあるし知…

165冊目 「七丁目まで空が象色」 似鳥鶏

七丁目まで空が象色 (文春文庫) 作者:似鳥 鶏 発売日: 2020/01/04 メディア: Kindle版 動物園シリーズ。 このシリーズは登場人物のキャラがみんな良いので読んでいて楽しい。 マレーバク飼育の研修のために近隣の動物園を訪れたメンバーたちの前で象が脱走。…

164冊め 「村上T 僕の愛したTシャツたち」 村上春樹

村上T 僕の愛したTシャツたち (Popeye books) 作者:村上春樹 発売日: 2020/06/04 メディア: 単行本 村上春樹が買い集めたりもらったりして着たり着なかったりしたTシャツの写真とそれにまつわるエッセイ。 軽くサクサク読めて、最近は村上RADIOなんか聞いて…

161冊め 「探検家とペネロペちゃん」 角幡唯介

探検家とペネロペちゃん 作者:角幡 唯介 発売日: 2019/10/24 メディア: 単行本 「極夜行」周辺の著作でも度々語られる愛娘ペネロペちゃん。名前の由来はあのキャラクターではなく美人女優さんなんだそうだ。 単なる親ばかではなく客観的に見て異様なまでに可…

158冊め 「龍彦親王航海記」 磯崎純一

龍彦親王航海記:澁澤龍彦伝 作者:礒崎 純一 発売日: 2019/10/31 メディア: 単行本 サド裁判は知らない時代の出来事だし澁澤にどういう経路でたどり着いたのか記憶にないのだけれど翻訳系には手を出しておらず読んだと記憶にあるのは「都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見…

荒々金遣い

このところバタバタとせわしなくいろんなことが後回しになっていた。 先日のスタレビ即売会も映像はなんとか見たけれど販売は後回しにしているうちに時間切れになってしまった。 まぁサインにそれほど執着がないせいもあるけれど。 今日は12月の月イチ企画お…

156冊め 「さんかく」 千早茜

さんかく 作者:千早 茜 発売日: 2019/10/31 メディア: 単行本 食の趣味が一致するからとアラフォー女子と30半ばの男がルームシェアを始める。 女は自立しているように見えるし男は礼儀正しい。でもこの状況気持ち悪いでしょう?コンビニ弁当や持ち帰り惣菜…

154冊め 「世話を焼かない四人の女」 麻宮ゆり子

世話を焼かない四人の女 作者:麻宮 ゆり子 発売日: 2019/08/30 メディア: Kindle版 「さいはて部署」と呼ばれる総務部の女部長、元実業団ソフトボール部の宅配便運転手、感覚が過敏すぎるパン屋アルバイト、清掃会社の女社長。 女であるがゆえに軽んじられた…

149冊目 「エベレストには登らない」 角幡唯介

エベレストには登らない 作者:唯介, 角幡 発売日: 2019/12/04 メディア: 単行本 極夜行の準備期間や底に賭ける思いまた家族のことや探検家としての矜持など。 探検家として一番脂が乗った時期である40歳前後のエッセイ集。 タイトルはいかにも角幡氏らしい…

147冊目 「今昔百鬼拾遺 河童」 京極夏彦

今昔百鬼拾遺 河童 (角川文庫) 作者:京極 夏彦 発売日: 2019/05/24 メディア: 文庫 このシリーズは中禅寺敦子が狂言回しかと思ったら敦子&美由紀コンビで敦子が探偵役なのね。そしてどちらかと言うと美由紀が狂言回し。 出だしの女学生4人の河童談義はサー…

146冊目 「旧談」 京極夏彦

旧談 「 」談 (角川文庫) 作者:京極 夏彦 発売日: 2016/01/25 メディア: Kindle版 江戸時代の随筆集でタイトルは(「新耳袋」で)お馴染みとなった「耳袋」を現代語訳と言うか翻案。 文体が絶妙なのと登場人物がイニシャル表記になっているせいでなんだか現…

144冊目 「ひかりの魔女 にゅうめんの巻」 山本甲士

ひかりの魔女 にゅうめんの巻 (双葉文庫) 作者:山本 甲士 発売日: 2019/05/16 メディア: 文庫 第2弾はひかりおばあちゃんの登場は少なめでおばあちゃんの信者(笑)たちがおばあちゃんから受けた親切を回していくペイ・フォワード的なお話。 親切が親切を呼ん…

143冊目 「桜の下で待っている」 彩瀬まる

桜の下で待っている (実業之日本社文庫) 作者:彩瀬 まる 発売日: 2018/01/23 メディア: 文庫 温かいばかりではない、自分の見たいところだけ(それが否定するための視点だとしても)見ている場合もある。 故郷とか血縁とか重苦しいけど愛おしい。 全体的に柔…

140冊目 「やがて海へと届く」 彩瀬まる

やがて海へと届く (講談社文庫) 作者:彩瀬まる 発売日: 2019/02/15 メディア: Kindle版 震災によって親友を喪った女性が(遺体が見つからないこともあって)その死を受け入れることができず彼女を亡き人として振る舞おうとする母親や恋人に反発する。 いつま…

137冊目 「アラフォーになってようやく気づいたんだけど、私、たぶん向いてない。生きることに」 甘木サカヱ

アラフォーになってようやく気づいたんだけど、私、たぶん向いてない。生きることに…… メンタル編 作者:甘木サカヱ 発売日: 2019/03/04 メディア: 単行本 よく眠りたまに色々考える主婦さんをTwitterでフォローしてる88000人のうちの一人なんですよ、私…

134冊目 「怪談実話系 4」

怪談実話系 4―書き下ろし怪談文芸競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ゆ 1-4) 作者:工藤美代子,加門七海,福澤徹三,中山市朗,伊藤三巳華,小池壮彦,安曇潤平,松村進吉,牧野修,岩井志麻子 発売日: 2010/06/22 メディア: 文庫 お馴染みの人からあまり知らない人まで、…

132冊め 「恋する狐」 折口真喜子

恋する狐 与謝蕪村ふしぎ江戸情話 (光文社文庫) 作者:折口 真喜子 発売日: 2018/02/23 メディア: Kindle版 与謝蕪村を狂言回しにしみじみさせる短編集。 怪異はあれど怖くはない。 今週のお題「運動不足」 仕事と孫の子守と年寄りの世話の合間にスキを見てジ…

131冊目 医者という仕事」 南木佳士

医者という仕事 (朝日文芸文庫) 作者:南木 佳士 メディア: 文庫 低い目線で謙虚であることを旨とする医師。 本人の自意識的には自分は作家であるということらしい。 医師は世間的にその職業において下駄を履かせられているから。 著者40歳前後の作品。強い…

129冊目 「風と双眼鏡、膝掛け毛布」 梨木香歩

風と双眼鏡、膝掛け毛布 (単行本) 作者:香歩, 梨木 発売日: 2020/03/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) こちらの続編のような感じ。 acha3.hatenablog.com 主に東日本。東北北海道一部九州沖縄。 街道沿いの土地や変わった名前の土地の由来など。 北海道…

128冊目 「さいはての家」 彩瀬まる

さいはての家 作者:彩瀬 まる 発売日: 2020/01/24 メディア: 単行本 人生に行き詰まった人々が一時住み着く家。 行き詰まって逃げてきてどうしようもなくてでも最後にちょっと希望が見えて。 その希望を捕まえられそうな人も一瞬見ただけで潰えてしまう人も…

127冊目 「夢みる葦笛」 上田早夕里

夢みる葦笛 (光文社文庫) 作者:上田 早夕里 発売日: 2019/01/25 メディア: Kindle版 今の時代SF的なものと異形なものは親和性が高いのだろう。 人が人でないものに変容していくこと電気信号が知性を持ち思考した時それは生物なのか? 土星の輪や石の柱から次…

123冊め 「つかのまのこと」 柴崎友香

つかのまのこと 作者:柴崎 友香,東出 昌大 発売日: 2018/08/31 メディア: 単行本 何代もその家で暮らす人達を見てきたかつて自分もそこで暮らしていたかもしれない幽霊らしきもの。 そのイメージとしての実体が写真として合間合間に挿入されている。 元々東…

120冊目 「歩道橋シネマ」 恩田陸

歩道橋シネマ 作者:恩田陸 発売日: 2019/11/20 メディア: 単行本 恩田陸の短編集、まぁ消化不良と言われてしまえば確かにそうなのかもしれないけど。。 スピンオフあり予告編あり実体験からの妄想ありまだ書かれていない長編のスピンオフなんて言うものまで…