2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

28冊目 「料理に対するねばならないを捨てたら、うつの自分を受け入れられた。」 阿古真理

料理に対する「ねばならない」を捨てたら、うつの自分を受け入れられた。 作者:阿古 真理 幻冬舎 Amazon 鬱になる人が増えているのか、鬱を発信する人が増えたから目につくのか。 料理というより生き方考え方また母親との関係。 親が毒になっていることが分…

27冊目 「ランチタイムのぶたぶた」 矢崎存美

ランチタイムのぶたぶた (光文社文庫) 作者:矢崎 存美 光文社 Amazon ぶたぶたのいる世界でも疫病が流行してマスクとか自粛とか時短とか休業とか色々起きている。 ぶたぶたも夢の国にばかり生きてはいられない。 それでもぶたぶたがいればいつでも励まされて…

26冊目 「金ヶ崎の四人」 鈴木輝一郎

金ヶ崎の四人 信長、秀吉、光秀、家康 作者:鈴木 輝一郎 毎日新聞社 Amazon 織田信長の朝倉攻めで浅井長政に裏切られて命からがらの撤退戦。 後を託された秀吉光秀家康。えっ?みんなこんなキャラだったの? なまじ歴史を知らないから余計に面白いのかも。 …

「年中模索」ツアー@静岡

昨日はスタレビライブを見に静岡市民文化会館へ 静岡県内は何か所か行ったことあるけどここは初めて。 ぱっと見ホールと分かり辛い 蔓延防止中なので座席は1席おきで半分入ってるかなぁ?くらいの感じ。 今回はね、もう柿沼さんがすごく格好良かったの。 巷…

25冊目 「感傷的な午後の珈琲」 小池真理子

感傷的な午後の珈琲 (河出文庫) 作者:真理子, 小池 河出書房新社 Amazon 小説を読んだことがない作家さんでもエッセイなら読んでみるか、と思うくらいにエッセイ好きです。 読みやすいしね。 でもこれはファンでないと良さがわからないタイプなのかもしれな…

24冊目 「印税稼いで三十年」 鈴木輝一郎

印税稼いで三十年 作者:鈴木輝一郎 本の雑誌社 Amazon 編集者に「何もしなければ消えてしまいます」とまで言われながら30年現役作家として生き残り新作を出し続ける作家の生き残るためのノウハウ。 と言いながら業界裏話やら自虐混じりの自身のプロモーシ…

23冊め 「去年の雪」 江國香織

去年の雪 作者:江國 香織 KADOKAWA Amazon 1,2ページごとに次々変わる登場人物と場面。幽霊(?)や江戸時代(?)まで出てくる。 登場人物が重なるときもあるのでページを戻って探したりまた同じシーンと人物に戻ってくるのかと思ったりしたけど そんな…

22冊め 「藤井聡太論」 谷川浩司

藤井聡太論 将棋の未来 (講談社+α新書) 作者:谷川 浩司 講談社 Amazon 2021年5月出版の本なのにもうすでに肩書が変わっている。藤井聡太の進化の速さか。 天才が天才を語るなんだけど分析的でもあり直感的でもありわかりやすくて面白い。 渡辺名人豊島…

21冊目 「密室蒐集家」 大山誠一郎

密室蒐集家 (文春文庫) 作者:大山 誠一郎 文藝春秋 Amazon 密室トリックの5短編集。 話にちょっと無理筋があるのはそこに重点を置いていないということだから良いよね。 1937年から2001年まで各年代に登場する密室蒐集家はまぁファンタジックだけど…

20冊目 「人を襲うクマ」 羽根田治

ヤマケイ文庫 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態 作者:羽根田 治 山と渓谷社 Amazon クマに限らず野生動物は臆病だから人を見かけても逃げていってくれるなんて言われていたものなんだけどね。 パニックになったり身を守ろうとしたりクマの方だって必死になる…

19冊目 「うるはしみにくしあなたのともだち」 澤村伊智

うるはしみにくし あなたのともだち 作者:澤村伊智 双葉社 Amazon 美醜に絡め取られ呪いを発動する少女たち女の美醜を娯楽にする男たち 気持ち悪いくらい誰もが持っているだろう人のいやらしさを残酷さ見せつけてくるけど 謎解き要素もあって読み進める推進…

18冊目 「ばけもの好む中将 10」 瀬川貴次

ばけもの好む中将 十 因果はめぐる (集英社文庫) 作者:瀬川 貴次 集英社 Amazon お気楽平安貴族物かと思わせて結構根が深い。 みんな何を考えているのやら。。 今回の引きは十の姉、何者?? やっぱり。。 ダンナコロナ確定。 症状はほぼ熱だけの模様。もら…

17冊目 「デス・ゾーン」 河野啓

デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場 (集英社学芸単行本) 作者:河野啓 集英社 Amazon 栗城氏の活動はインターネット中継やテレビのドキュメンタリで少し見たけれど彼の語る言葉の端々からこの人にとって登山とは手段なんだなと感じられた。 例えば有名な…

16冊目 「赤い博物館」 大山誠一郎

赤い博物館 (文春文庫) 作者:大山 誠一郎 文藝春秋 Amazon 事件の証拠品を保管する警視庁付属犯罪資料館。コミュ障で温度の低いキャリア館長と失態から飛ばされた元捜査一課刑事。 時効や迷宮入りの事件を解決する安楽椅子もの。

KAN「小さい土器見つけた+」@名古屋

昨夜はKANちゃんばったりを見に中電ホールへ。 名古屋は追加公演。 蔓延防止が出ているためか後方にまぁまぁごっそり空席があって希望自由席になっていた。 私はまぁまぁ良い席だったしそのまま座ったけど後方に移ったのかそれとも取りやめたのか前の方にも…

15冊目 「わたしの本の空白は」 近藤史恵

わたしの本の空白は (ハルキ文庫) 作者:近藤 史恵 角川春樹事務所 Amazon 記憶をなくして病院のベットで目覚める。 駆けつけた夫と名乗る男性にはなんの感慨もわかない。 連れ帰られた家には不穏な空気が漂い飛び抜けて美しい男性と過ごす夢を見る。 こんな…

14冊目 「沙林」 帚木蓬生

沙林 偽りの王国 作者:帚木蓬生 新潮社 Amazon オウム真理教の創成期から数々の犯罪。テロを経て逮捕裁判死刑執行までを描く小説というよりはセミドキュメンタリ。 書かれていることはすべて公表されている事実だということだけれど膨大な資料を読み込み再構…