2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧

131冊目 「願わくば海の底で」 額賀澪

願わくば海の底で 作者:額賀 澪 東京創元社 Amazon 大切にしたいと思うものほどなくしてしまうそんな悪癖を持つ菅原晋也少年 美術にずば抜けた才能を持ち飄々と生きるように見える彼の苦悩や恐れを 彼の周りにいた人たち目線で語られる ちょっとした謎を含む…

130冊目 「スキマワラシ」 恩田陸

スキマワラシ (集英社文庫) 作者:恩田陸 集英社 Amazon 謎は謎として謎のまま ある程度解明されるものもあればそのままのものもある 少女は何者?去りゆく時代?ハナちゃんとの関係は? 種は何?未来への希望? 何より流れていくストーリーが私好み 結果より経…

129冊目 「風待荘へようこそ」 近藤史恵

風待荘へようこそ (角川書店単行本) 作者:近藤 史恵 KADOKAWA Amazon 離婚して(されて)一人京都のゲストハウスを手伝うことになった真夏 そこで出会った人たちとの交流で少しずつ立ち直っていく しかしこの元夫が幸せになるのはちょっと甘すぎる気がするな…

127・128冊目 「秋季限定栗きんとん事件 上下」 米澤穂信

秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫) 作者:米澤 穂信 東京創元社 Amazon 秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6) 作者:米澤 穂信 東京創元社 Amazon トロピカルパフェ事件の後関係を解消した小鳩くんと小山内さん それぞれ新しい相手と…

126冊目 「あの子とO」 万城目学

あの子とO (あの子とヴァンパイア シリーズ) 作者:万城目学 新潮社 Amazon ゼロかと思ったらオーなのね 登場人物にあやかって 人間に紛れて暮らす吸血鬼一族の日常 その力や特性を人間に知られてはいけないけどどこかから漏れ出でて 明らかにおかしいのに…

125冊目 「夫の終い方妻の終い方」 中村メイコ

夫の終(しま)い方、妻の終(しま)い方 (PHP文庫) 作者:中村 メイコ PHP研究所 Amazon 80歳と78歳の夫婦ふたり暮らし 夫は褒めておだてて上手に転がしましょう的な話はちょっと だけど 2人で楽しく生きていこうと思ったら目をつむることも大事だよね 確か…

124冊目 「蠱囚の檻」 加門七海

蠱囚(こしゅう)の檻 (光文社文庫) 作者:加門 七海 光文社 Amazon 特殊な力を持つ兄妹 非現実的な出来事を受け止めきれない刑事 警察仲間山本と安達がちょい役ながらいい味

123冊目 「営繕かるかや怪異譚」 小野不由美

営繕かるかや怪異譚 その肆 作者:小野 不由美 KADOKAWA Amazon 直接的な理由があるわけでもなく呪い的なものにまといつかれてしまった人 (大きな意味も含む)家というものに少し手を入れることで災いを避ける 尾端が出てくるのは終盤の少しだけでしかもそれ…

122冊目「よむよむかたる」 朝倉かすみ

よむよむかたる: 文藝春秋 作者:朝倉 かすみ Audible Amazon 小樽のカフェで開かれる平均年齢85歳 高齢者6人の読書会 読書会って経験ないけどこういうものなの? いやこれはかなり特殊か 課題図書が誰も知らない小さな国だからかそれをなぞったかのような…

星屑冒険王ツアー@琵琶湖

昨日15日はスタレビを見に滋賀県びわ湖ホールへ ここはいいホールなのよ 琵琶湖は大きい 先日68歳になったばかりの柿沼さんはいつもに増してニコニコな演奏だった気がする フレットレスが良い音でした 年が明けたらまた滋賀県守山で 湖東三山 行きがけに…

121冊目 「ある翻訳家の取り憑かれた日常」 村井理子

ある翻訳家の取り憑かれた日常2 作者:村井理子 大和書房 Amazon 相変わらず忙しい日々 一日が24時間だとは思えない作業量 義両親の介護がのしかかっている感じ それでもどこか突き抜けるように面白い

120冊目 「ディア・オールド・ニュータウン」 小野寺史宜

ディア・オールド・ニュータウン (角川書店単行本) 作者:小野寺 史宜 KADOKAWA Amazon 亡き両親が営んでいたそば屋を再開した青年鳴樹 道に行迷ったような幼馴染や高校中退少年と共に店を回す 店に来るお客さん出前を頼むお客さんとの交流 事件は何も起きな…

119冊目 「穂束栞は夜を視る」 嗣人

穂束栞は夜を視る 作者:嗣人 産業編集センター Amazon 怪異を引き寄せる体質の少年は唯一の庇護者である祖父を亡くし 祖父の弟子であった道士とその相棒という訳ありそうな二人と暮らし始める 嗣人さんだからこの展開はなかろうと思っていたが 嗣人さんだか…

118冊目 「苦しくて切ないすべての人たちへ」 南直哉

苦しくて切ないすべての人たちへ(新潮新書) 作者:南直哉 新潮社 Amazon 講演なども多くこなしている方なのか お坊様だから講話もいつもされているのか テンポ良く分かりやすくユーモアもある文章 哲学的でもある