2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧
大使とその妻 下 作者:水村美苗 新潮社 Amazon ヒロインの師でもあった六条御息所の人生が語られるパートはちょっと退屈 ヒロインも結局生まれながらに特別な月の姫だったということなのか この作者としては当然ながら今の日本や世界への失望や嫌悪が露わ と…
大使とその妻 上 作者:水村美苗 新潮社 Amazon 日本在住のアメリカ人の密やかな山荘の隣人として現れた元大使夫妻 アメリカ人であるのに古き日本を愛し秘密めいた妻とその複雑そうな過去に惹かれていく 同性愛者であり家族との葛藤を抱えるが故に感情を抑制…
遊廓島心中譚 作者:霜月流 講談社 Amazon 真実の愛を知るためと父の疑惑を晴らすため二人の娘が横浜遊郭島にらしゃめんとなって入り込む 面白くはあるのだけど鏡の言うところの真実の愛ってやつがどうも腑に落ちないし 二組の異人さんと現地妻の愛情がなんだ…
昨夜はエスパルス戦を見にトヨスタへ 19時キックオフのナイトゲーム ペンライト買っちゃったよ 12色変化します 先制したのに終了間際の失点でドロー でも得点シーンを含めた後半開始のちょっとの間しか良いとこなかったから致し方なし あそこでもう一点…
中山民俗学探偵譚 (ミステリ・フロンティア) 作者:柳川 一 東京創元社 Amazon 異端の民俗学者中山太郎がかつて見聞きした不思議な事件を語る 柳田国男 種田山頭火 宮武外骨 平井太郎 南方熊楠ら錚々たる人物との交流と 奇妙な出来事の謎を解明する
をんごく (角川書店単行本) 作者:北沢 陶 KADOKAWA Amazon 大正末 妻を亡くした画家は妻恋しさに霊媒師を頼るが彼女はいびつな存在となって夫の元を訪ね来る 妻はなぜ変質して生と死の間を彷徨うのか 自分の死を飲み込めない死者を喰らうエリマキという妖怪…
狐花 葉不見冥府路行 (角川ホラー文庫) 作者:京極 夏彦 KADOKAWA Amazon 京極堂の曽祖父である中禅寺州斎が憑物落としとして登場するが 全てを見通しているのに悲劇を止められないという悲しい役回り 歌舞伎の台本の元となる作品ということでなんとも様式美 …
サリエリはクラスメイトを二度殺す 作者:額賀澪 双葉社 Amazon 音楽系高校大学の成績優秀者が演奏する卒業公演その場で高校生の最優秀者が同級生に殺される 加害者の背中を最後に押したのは自分なのか? 疑心暗鬼の中救いを求めて過ごした4年後の演奏会で再…
11日水曜日は天皇杯2回戦を見に豊スタへ 相手は九州リーグを戦うヴェロスクロノス都農 平日開催もあって入場者数は5000弱 それでもゴール裏はかなり埋まっていたしだからこそユニ比率は高かった 前半ちょっとヒヤヒヤしましたが後半で無事3得点 3回…
遠くまで歩く 作者:柴崎友香 中央公論新社 Amazon コロナ下で開かれたオンライン講座にゲスト講師として招かれた作家と参加者たちの そういう状況下だからこその部分的親密さともどかしさ 参加者たちの作品を通して思い起こされるそれぞれの過去や今 サッカ…
酒をやめられない文学研究者とタバコをやめられない精神科医が本気で語り明かした依存症の話 作者:松本 俊彦,横道 誠 太田出版 Amazon タイトル長すぎです まぁある意味こういうのがキャッチーなんだろうけど ネットで連載されていた時も飛び飛びに読んでい…
イシュタムの手 法医学教授・上杉永久子 (小学館文庫 こ 32-1) 作者:小松 亜由美 小学館 Amazon 法医学者の大学教授が司法解剖の過程での疑問から事件の謎を解き明かす 豪放で突飛な教授に振り回される助手の南雲瞬平の成長物語でもある
spring 作者:恩田陸 筑摩書房 Amazon バレエってトゥシューズとチュチュで踊るイメージしかない貧困な私です どうやらそれだけではないらしくちょっと興味が湧く 萬春という天才的ダンサー&振付師を身近な人物が語る 「蜜蜂と遠雷」ほど人と人のやりと…
ようこそ、ヒュナム洞書店へ 作者:ファン・ボルム 集英社 Amazon 社会や親族からの圧力や働くことの難しさはどこの国でも同じようにあるのだな 好きな仕事をしていても忙しさに押しつぶされそうになることもある この物語に出てくる人たち皆に穏やかな日々が…
あのころなにしてた? (新潮文庫 わ 13-4) 作者:綿矢 りさ 新潮社 Amazon コロナ初期から1年くらいの日記は何人かの人のを読んだけど どれもみんなすごく意識して不安がっているのが伝わってくるものばかりだった そりゃ当たり前でしょと言われそうだけど自…