日々惑う

気持ちのギアを切替える時

ハハの口の中のデキモノを施設に出入りの歯科医さんに指摘されて 日赤に紹介状持って受診したのが10日ほど前 昨日検査結果を聞きに行ってきた まぁ想像はしていたけれど想像以上にシビアな話だった また10日後に今度は兄と一緒に病院に行く

153冊目 「人形姫」 山本幸久

人形姫 作者:山本 幸久 PHP研究所 Amazon 老舗人形店の八代目にして母校ボート部のコーチ 頼まれると断れずいいように使われているとの自覚は有りつつ 周りのことを思いやる そんな彼に幸いあれ 雛人形作りの分業制などお仕事知識も満載 義母の入退院 8月に…

96冊目 「喪を明ける」 太田忠司

喪を明ける (徳間文庫) 作者:太田忠司 徳間書店 Amazon 震災疫病の後大きな災害で首都圏を失った日本 混乱の中幼い娘を失い離婚して父卓弥が一人暮らす実家に戻った優斗 靴職人の父元漫画家の息子それぞれの暮らしの中のエピソード 卓弥の妻であり優斗の母で…

93冊目 「万葉学者、墓をしまい母を送る」 上野誠

万葉学者、墓をしまい母を送る (講談社文庫) 作者:上野誠 講談社 Amazon 著者と同世代の自分にとって親の介護と送りそして墓問題(親のも自分のも)は切実 自分の考え方が少々薄情なのかもと思っていたけど世の流れもそうなってきているのだね それにしても…

56冊目 「家事は大変って気づきましたか?」 阿古真理

家事は大変って気づきましたか? 作者:阿古真理 亜紀書房 Amazon 女性が背負わされきたもの今も背負わされているものを言語化している 私自身はバリバリ昭和の人だし料理自体も嫌いじゃないし家族にも恵まれている方だから そこまで理不尽さとか不満を感じず…

48冊目 「おんなのじかん」 吉川トリコ

おんなのじかん 作者:吉川トリコ 新潮社 Amazon 一回り以上年下だから社会の見え方も違うだろうけどそれ以上に感性好き嫌い求めるものが自分とは違うなぁと感じる それはそれで面白いんだけど 始動 心配していたより早く義弟家族の心の整理がついたようで今…

44冊目 「そしてバトンは渡された」 瀬尾まいこ

そして、バトンは渡された (文春文庫) 作者:瀬尾 まいこ 文藝春秋 Amazon 母親が二人父親は三人 幼い頃に産みの母と死に別れ父親のブラジル赴任のときに継母とともに日本に残った優子 その後継母梨花の再婚離婚に伴って二人の義父とともに暮らし梨花が去り三…

40冊目 「はい、総務部クリニック課です。」 藤山素心

はい、総務部クリニック課です。 (光文社文庫) 作者:藤山素心 光文社 Amazon 地味に目立たぬように総務部の片隅で働いてきた松久奏己 新社長肝いりの新部署クリニック課へ移動となりイケメン医師と薬剤師とお仕事することに 緊張と妄想の日々の中悩まされて…

163冊め 「スリーピング事故物件」 西澤保彦

スリーピング事故物件 作者:西澤保彦 コスミック出版 Amazon 思えば最近よく見かける特殊設定モノ先駆けはやはりこの人なのだよなぁ 21年前に殺害された被害者と遺品のワープロを介して交信ができてしまい更に他の事件の情報も関係者から入手できてしまう …

162冊め 「猫に教わる」 南木佳士

猫に教わる 作者:南木 佳士 文藝春秋 Amazon 私小説作家というのは今や絶滅危惧種なのだろうか 破滅型でも火宅でもなく医業と文学を深め心を病み立ち直り謙虚に生きる もう小説は書かないようなことを仰るがもう何冊か(長編でなくてもいいので)読みたいも…

161冊め 「薔薇の中の蛇」 恩田陸

薔薇のなかの蛇 作者:恩田陸 講談社 Amazon 再読するには間が短すぎかなと思ったけれどすでに色々忘れていて自分でもびっくり わかっていてやりての理瀬が自分はまだまだって反省するところがいじらしい でもちゃんとやることはやる アーサーは結局何なのか…

114冊目 「小松左京コレクション3」 小松左京

短編小説集I (小松左京コレクション 3) 作者:小松 左京 ジャストシステム Amazon 今週のお題「SFといえば」に釣られて小松左京を読み返し。 あまりに膨大な小松左京の短編の中からこのラインナップが妥当かどうかはわからないけど SFと言うと宇宙とかタイム…

113冊目 「葛登志岬の雁よ、雁たちよ」 平石貴樹

葛登志岬の雁よ、雁たちよ 作者:平石 貴樹 光文社 Amazon 函館物語シリーズ3作目。名探偵ジャン・ピエールがフランスに帰ってしまうようなのでこれが最終巻かな? いつものことながら捜査過程が淡々と記述されて最後に名探偵がみんなを集めてさてというパタ…

97冊目 「ルーティーンズ」 長嶋有

ルーティーンズ 作者:長嶋有 講談社 Amazon コロナ禍の中小説家と漫画家の夫婦と幼い娘。 保育園が休園しマスクや消毒薬が姿を消し世の中が沈滞化している中でそれでも日々の暮らしは回る。 事件は起きない泣きも叫びっもしないそんな風に記録される日常が好…

96冊目 「名探偵に甘美なる死を」 方丈貴恵

名探偵に甘美なる死を 〈竜泉家の一族〉シリーズ 作者:方丈 貴恵 東京創元社 Amazon 館に集められた8人の素人探偵が命をかけてVR世界と現実世界を行き来して推理合戦を繰り広げる。 現実にVRがどこまで進化しているのか知らないけどこういう謎のためなら何…

61冊目 「怪談びたり」 深津さくら

怪談びたり 作者:さくら, 深津 二見書房 Amazon 怪談会の語り手として活躍しているという著者。 雰囲気たっぷりの場で語られる場合と文章になっている場合とでは余韻がちょっと物足りなさに感じられてしまうのかも。 ハハの面会 昨日は今のところ月に2回の…

平穏にリタイアは夢のまた夢

ダンナの弟さんから簡易書留が届いて夫婦して慄く。 お義母さんの現状について。 ハハよりも頭はしっかりしていると聞いていたのでなんとなく油断していたけどかなりやばい状況の模様。 折しも孫の通う保育園は来週から登園自粛要請。 あちらもこちらも大変…

6冊目 「帝都つくもがたり 続」 佐々木匙

帝都つくもがたり 続 (角川文庫) 作者:佐々木匙 KADOKAWA Amazon 前作に引き続き生活破綻の怖がり作家大久保と強引傍若無人な新聞記者関のコンビが怪異のネタを求めて取材に赴く。 強いと思っていた関が死者の側に引っ張られ助けるために大久保が立ち上がる…

1冊目 「帝都つくもがたり」 佐々木匙

帝都つくもがたり (角川文庫) 作者:佐々木匙 KADOKAWA Amazon 腐れ縁の男二人が悪態をつき合いながら結局は相手を求めているというまぁ私好みの設定。 二人のキャラもなかなかよろしく遭遇する怪異も切なかったり業が深かったりと色付けされていてラノベの新…

153冊め 「或るギリシア棺の謎」 柄刀一

或るギリシア棺の謎 国名シリーズ 作者:柄刀 一 光文社 Amazon 「或るエジプト十字架」事件の直後南美希風とエリザベス・キッドリッジにもたらされた共通の知人の訃報。 弔問に向かった先で二人は不可解な事件に巻き込まれる。 4年前に拉致殺害されたと思わ…

ハハが入院した その5 ~ 実家?の片付け

ところが翌日それまで検討中だった人が辞退したからと電話があって急転直下。 ケースワーカーさんに連絡すると「良かったですね!」と。 う~~ん、あくまでB押しなのね。まぁ、これで行き先はほぼ決まり。 といいつつ心の奥の方では常にこのまま進んでいい…

ハハが入院した その4

そして転院から2週間、8月に入っていい加減ちゃんと考えないといざとなって間に合わなくても困る。 とりあえずは病院のケースワーカーさんに連絡。 入院直後に面談したハハに退院後は家に帰りますときっぱり言われて慌ててご家族の意向確認の電話をくれた人…

ハハが入院した その3

そしていよいよ退院(転院)当日。車椅子に乗って現れたハハは思ったよりずっと元気そうだった。 ニッコリして「あら、どうしたの?」なんて言われて思わずがっくり。自分の現状を把握していないのは想定内だけどやっぱり力が抜ける。 介護タクシーを頼んで…

ハハが入院した その2

そしてある日担当医から電話があっていつでも退院できます。と ただしそれは肺炎が治ったというだけで90歳が1ヶ月入院していたらどうなるか想像しただけで恐ろしい。 でも入院していたのは急性期病院だから病気が治ればいつまでもはいられない。 猶予はど…

ハハが入院した その1

6月半ば突然ハハが体調を崩して食べられなくなった。 かかりつけの医者に連れて行ったら レントゲンと血液検査をして軽い脱水ということで点滴をしてくれた。 一人にはしておけないのでうちに連れてきたけど食べられない飲めないぐったりしてる。 翌日も点…

75冊目 「おいしい育児」 佐川光晴

おいしい育児―家でも輝け、おとうさん! (こどものみらい叢書) 作者:佐川 光晴 世界思想社 Amazon ある意味理想論なんだけどね。 主夫として二人の子供を育てた作家の新米パパとこれからパパになる男性へのエール。 こういう生き方を選ぶ人がこれからは増えて…

71冊目 「猫を棄てる」 村上春樹

猫を棄てる 父親について語るとき (文春e-book) 作者:村上 春樹 発売日: 2020/04/23 メディア: Kindle版 子供の頃父親と猫を捨てに行ったエピソードから始まって父親の生い立ちや戦争体験などを調べたり回想したり。 父親が亡くなってもう確かめることのでき…

70冊目 「道行きや」 伊藤比呂美

道行きや 作者:比呂美, 伊藤 発売日: 2020/04/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) わがままで自分に忠実で思うままに生きてきた人。そんなふうに見えるけどでもそんな人は多分娘のために7時間も車を飛ばさないし親と夫の介護のために熊本とカリフォルニア…

69冊目 「最後の晩ごはん 閉ざした瞳とクリームソーダ」 椹野道流

最後の晩ごはん 閉ざした瞳とクリームソーダ (角川文庫) 作者:椹野 道流 発売日: 2019/12/24 メディア: Kindle版 今回は幽霊の因縁(というか成仏できない理由)というよりも生きてる人間同士の心の行き違い 相手を思いやること=相手が必要としていることで…

67冊目 「これでもいいのだ」 ジェーン・スー

これでもいいのだ (単行本) 作者:ジェーン・スー 発売日: 2020/01/08 メディア: 単行本 著者との共通項がかすりもしないのでそうそう!とか分かるぅ!とか言う感想が全く湧いてこないのだけれど所々でクスリと笑えたり。 卒寿の哀しみ ハハの長年のお友達が…