96冊目 「月のぶどう」 寺地はるな

 

急死した母親のワイナリーを継ぐ双子の姉(出来のいい方)と弟(出来の悪い方)

フラフラしていた弟が少しづつしっかりしてくるのは姉のように母親への憧憬でもワインへの愛情に目覚めたからでもなく

ただやるべきことをきちんとやるという自覚から

20代後半になってちょっとどうかとは思うけどでも周りも歪

ワインのことしか考えていない母親も(裏でいくら気にかけていても表現しなきゃ伝わらないんだよ)その母親を絶対視する娘も

自分本意な従業員たちも

根幹となる2人を失ってこのワイナリー存続できるのかしら