111冊目 「月夜の森の梟」 小池真理子

 

長年連れ添った夫を亡くした数カ月後から週一で連載されたエッセイ

慟哭と冷静さが同居している美しい文章

共に直木賞を取るほどの作家同士であるゆえにより深い共感と葛藤があったのだろう

残された者はただただ寂しい