編集者ぶたぶた (光文社文庫) 作者: 矢崎存美 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2018/12/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る 対人恐怖気味のウェブ漫画家・地方在住の小説家・グルメライターになりたいなとぼんやり夢見るサラリーマン・上…

怪奇編集部 『トワイライト』 3 (集英社オレンジ文庫) 作者: 瀬川貴次,高山しのぶ 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2018/11/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 改めて考えるとこれって高貴なお家柄家問題並みの人権侵害だよなぁ。 んでもって敵…

老嬢物語 作者: 高楼方子 出版社/メーカー: 偕成社 発売日: 2016/01/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 自分が出会ったおばあさん、物語や映画の中のおばあさん。 個性的で可愛かったり頑固だったり思慮深かったり優しかったりするおば…

琴乃木山荘の不思議事件簿 作者: 大倉崇裕 出版社/メーカー: 山と溪谷社 発売日: 2018/06/16 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る 標高２２００メートルの山小屋で起きる数々の日常の謎。 結構ダークな事件もあるけれどその辺も軽めに。 …

２４・２５日はスタレビ２DAYSで富山に行ってきた。 ステラの時はちょっと硬い表情だった柿沼さんが終始笑顔をみせてくれたのが嬉しい。 その柿沼さん、２日めの寺田さんの曲が終わりVOHさんも歌い終わってのところで“B”のゼッケンがこんがらかってなかなか…

流砂 作者: 黒井千次 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/10/23 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る ９０代の父親と７０代の息子。父親が思想検事であった頃に書き記した報告書を読み後ろめたい気持ちを抱える息子。 思想検事という言葉すら…

記憶屋II (角川ホラー文庫) 作者: 織守きょうや 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2016/05/25 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 忘れたい記憶を消してくれる記憶屋。 身近に記憶を消された人を持つ人物が記憶屋を追うという１作…

もののはずみ (小学館文庫) 作者: 堀江敏幸 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2015/06/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 古道具屋で手に入れた骨董品というほどではないガラクタと呼ばれてしまうかもしれない著者の心に触れたもの。 そ…

生還者 (講談社文庫) 作者: 下村敦史 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/07/14 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る カンチェンジュンガで遭難死した兄。４年前婚約者を雪崩で亡くしてから山とは縁を切っていた兄はなぜ高難度の山に挑んだのか？ …

等身の棋士 作者: 北野新太 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2017/12/16 メディア: 単行本（ソフトカバー） この商品を含むブログ (4件) を見る 藤井聡太から羽生・渡辺・佐藤・豊島。。次々登場する棋士たちのなんと真摯なことか。 台風１０号 何もお盆…

予言の島 作者: 澤村伊智 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/03/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 霊能者が死を前にして残した６人の死を示唆する予言。 ホラーと思わせておいて実は。。という展開を最後にまたひっくり返すという。 こ…

N女の研究 作者: 中村安希 出版社/メーカー: フィルムアート社 発売日: 2016/11/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る NPO法人で働く学歴が高く前職が給与水準が高い一流企業だった女性たちをN女と称する。 彼女たちは意識も高く一般企業でもバリ…

肉体について 作者: 三浦哲郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/05/31 メディア: 単行本（ソフトカバー） クリック: 1回 この商品を含むブログを見る 絶筆となった未完の「肉体について」と生い立ちから同人誌時代を書いた「文学的自叙伝」師井伏鱒二を…

評伝・河野裕子:たつぷりと真水を抱きて 作者: 永田淳 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2015/08/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 夫である永田和宏氏の書かれた作品も見事でしたが深く愛された息子でありまた同じ道を歩く歌人である…

Y駅発深夜バス (ミステリ・フロンティア) 作者: 青木知己 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2017/06/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る 東京創元社のミステリ・フロンティアだけあって謎解き物の短編集。 短編の公募からデビューし…

トリノトリビア 鳥類学者がこっそり教える 野鳥のひみつ 作者: 川上和人,マツダユカ,三上かつら,川嶋隆義 出版社/メーカー: 西東社 発売日: 2018/09/08 メディア: 単行本（ソフトカバー） この商品を含むブログを見る 鳥に関する蘊蓄と４コマ漫画。 豊富な知…

２７日土曜日はスタレビ楽園音楽祭＠ステラシアターを見に行ってきた。 台風接近中ということで道中雨に降られながらのドライブだったけど去年のように電車が止まることもなく会場自体は可動式の屋根があるので無事開催された。 ２０１６年以来のんなアホな…

騎士団長殺し 第２部: 遷ろうメタファー編（上） (新潮文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/03/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 騎士団長殺し 第2部: 遷ろうメタファー編(下) (新潮文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカ…

２２日月曜日は杉さんのライブを見にクラブクアトロに行ってきた。 クラブクアトロって初めて？パルコの中にあるなんてびっくり。 ファンクラブに入っているわけでもなく一般売で取ったからお席は全然期待してなかったんだけどなんと３列目の真ん中でまたま…

騎士団長殺し 第１部: 顕れるイデア編（上） (新潮文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2019/02/28 メディア: ペーパーバック この商品を含むブログを見る 騎士団長殺し 第１部: 顕れるイデア編（下） (新潮文庫) 作者: 村上春樹 出版社/…

凡人の怪談-不思議がひょんと現れて (単行本) 作者: 工藤美代子 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2018/07/06 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る “変なこと”が身近に起こりやすい体質のノンフィクション作家の日常。 本当にこれが怪異なの…

死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相 作者: ドニー・アイカー,安原和見 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2018/08/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 結構有名な未解決事件であるらしいディアトロフ事件…

散歩するネコ れんげ荘物語 作者: 群ようこ 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2019/01/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 帯にのんびり幸せに暮らしています。とあるけれど、のんびりはわかるけど幸せってこれをしみじみ幸せと呼ぶの…

菜の花食堂のささやかな事件簿 金柑はひそやかに香る (だいわ文庫) 作者: 碧野圭 出版社/メーカー: 大和書房 発売日: 2018/06/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 菜の花食堂とお料理教室を営む靖子先生が身近なささやかな謎を解く。 お弟子の香…

ラオスにいったい何があるというんですか？ (文春文庫) 作者: 村上春樹 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/04/10 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る 村上春樹のエッセイというのはお気楽で好きだ。 発表媒体によるのか文体がそれ…

異類婚姻譚 (講談社文庫) 作者: 本谷有希子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/10/16 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る タイトルと芥川賞受賞ということからもうちょっと寓意的な展開を想像していたのだけれど ずいぶんと薄っ気味悪い…

マチネの終わりに (文春文庫) 作者: 平野啓一郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/06/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 恋愛小説はどうにも苦手なのですが。。。平野啓一郎ってこういうのを書く人なんだ。 戦争とかテロ、難民、経済問題…

あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続 作者: 宮部みゆき 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/04/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る ゾッとする話ホッとする話心打たれる話三島屋黒白の間で語られる話には相変わらず聞き入ってしま…

今週のお題「2019年上半期」 ここ半年ほど悩まされてきた問題に決着がついた。 つい１週間前にはもう辞めようと思っていた。 リタイアするには自分の思惑よりちょっと早いけどどこの店の窓にだって求人募集の紙は貼ってあるしなんとかなるのではないかと。。…

犯罪乱歩幻想 作者: 三津田信三 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/09/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 乱歩を深く愛してる人ならもっと楽しめたのかな？ 落ちが良くわからないものもあったし乱歩作品に絡めた解説も腑に落ちたとは言…