97冊目 「肉体について」 三浦哲郎

 

肉体について

肉体について

 

 

絶筆となった未完の「肉体について」と生い立ちから同人誌時代を書いた「文学的自叙伝」師井伏鱒二を語ったものが収録。

内容的には知っている話がほとんどだけど「肉体について」はもっと続きが読みたかったな。

痛風から始まって高血圧・眩暈・加齢と体の不調とどう向き合っていくのかその手前での死が惜しまれる。