対人恐怖気味のウェブ漫画家・地方在住の小説家・グルメライターになりたいなとぼんやり夢見るサラリーマン・上司のパワハラに晒される新人編集者・離婚して一人暮らすアラフィフ女性。
そんな人達の前に編集者ぶたぶたは現れる。
結局はぶたぶたありきでしょ。といつも思うのだけれどそれにしてはこの長きに渡って飽きずに読めるのはなぜだ?
解説で大矢博子さんがぶたぶたは触媒であると書いていた。
登場人物たちはぶたぶたと出会って変わっていくけれどぶたぶたは相手を変えようと働きかけるわけではない。
それぞれの人が」ぶたぶたと出会って驚いて!感じて考えて変わっていくんだ。
そこら辺が魅力なのかな?と思った。