34冊め 「わざと忌み家を建てて棲む」 三津田信三

 

わざと忌み家を建てて棲む

わざと忌み家を建てて棲む

 

三津田氏のメタミステリ&ホラーが好きだ。作家三津田信三が出てくるシリーズを全部読み返したいくらい。

かつて事件や事故のあった家(集合住宅の一室を含む)を無理やり継ぎ接いで造った烏合邸。

そこに住んだり観察したりする人が出会う怪異。

日記や手記を通して語られるので怖くもあるけどワンクッションあってその怪異について語り合う三津田と美間坂ががまた怪異に襲われて。。という構造。

最後がなんとも曖昧で続編があるのかと期待させる