今日の読了本 56

流転の王妃愛新覚羅溥傑・浩 愛の書簡」 福永嫮生
満州国皇帝の弟と華族のお嬢さん。それは政略結婚だった。が、二人は結婚後に愛を育み終戦後日本と中国に15年間も離れ離れになりながらも
膨大な量の手紙を交わした。

ちなみにこの二人の長女、作者の姉が天城山心中の愛新覚羅慧生さん。
話はそれますが昔「太陽」という雑誌があってそれの心中特集だかなんかを
持っていたんですね。
その中にこの天城山心中もあって、当時はそういう出自の方だとは
全く知らなかったし純愛とか天国で結ぶ恋とかもてはやされたようですが
どうも無理心中(男性側からの)要素が強かったようですね。
ご家族の嘆きは悲痛なものがあります。