150冊目 「神様のケーキを頬ばるまで」 彩瀬まる

 

神様のケーキを頬ばるまで (光文社文庫)

神様のケーキを頬ばるまで (光文社文庫)

 

駅前の雑居ビルで働く人を主人公に一見そつなく生きているように見えてうまく行かなさを内に抱えている人たちの日常生活。

各話に他の話の主人公がちらりと登場するんだけど端からちらっと目をかすめるとこんな身もふたもない見え方しちゃうんだな。こういうとここの人は面白い。