最後の晩ごはん 海の花火とかき氷 (角川文庫) 作者: 椹野道流 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/12/21 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る （人違いで）殺されかけた幽霊にここまでしてあげるって人がいいにも程がある！ けどそこがこのお話…

彼女に関する十二章 作者: 中島京子 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2016/04/06 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る 一人息子が独り立ちしたあとの五十才の夫婦の暮らしとかパート先から出向（？）することになったNPO。そこで出会…

上を向いてアルコール 「元アル中」コラムニストの告白 作者: 小田嶋隆,木下晋也 出版社/メーカー: ミシマ社 発売日: 2018/02/26 メディア: 単行本（ソフトカバー） この商品を含むブログ (8件) を見る こんな言い方はなんなんだけど面白いという意味では吾…

金曜日の本屋さん (ハルキ文庫) 作者: 名取佐和子 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2016/08/09 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る 本屋さんモノって最近多いよね。 読みたい本が必ず見つかるとネットでささやかれる本屋金曜堂 謎に…

辺境中毒! (集英社文庫) 作者: 高野秀行 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2011/10/20 メディア: 文庫 クリック: 5回 この商品を含むブログ (8件) を見る よくぞ無事でいるよなと思わせる痛快ノンフィクション。そのための取材からこぼれ落ちたエッセイ。 他…

手焼き煎餅の密室 作者: 谷原秋桜子 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2013/04/26 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 中学生コンビ美波と直海。天涯孤独な高校生修矢。 共通項は古い洋館に住む水島のじいちゃん。 それぞれが出会う謎や事件…

私たちの星で 作者: 梨木香歩,師岡カリーマ・エルサムニー 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2017/09/08 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 鋭い感覚と表現力を持つ作家梨木氏とエジプト人の父日本人の母を持ちムスリムであり多彩な才能…

想像ラジオ (河出文庫) 作者: いとうせいこう 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/02/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (20件) を見る 震災の津波で流されて高い木のてっぺんに引っかかっている人物が想像の電波に乗せて送るラジオ番組想像…

老いては夫を従え 作者: 柴門ふみ 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/12/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 全然夫を従えてないし。。。東京ラブストーリーもあすなろ白書も読んでないからご家族エッセイの人みたいに感じちゃう。 …

移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活 (講談社文庫) 作者: 高野秀行 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/09/15 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (9件) を見る 日本国内で日本で暮らす外国人が集まるコミュニティでの食事を垣間見る。 高…

鳥類学者 無謀にも恐竜を語る (新潮文庫) 作者: 川上和人 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/06/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 恐竜の子孫は鳥である。 ということで鳥類学者が恐竜を大いに語る。 化石から今わかっていることに鳥の生態…

ライブに付随してくるダンナ主催のかんこーず。 今回は微妙なお天気の中箱根あたりをウロウロと。 アジ丼を食べて箱根神社に階段を登り大涌谷へ。 風が強くて寒かった。 ジオミュージアムは入場料100円。ブラタモリで大涌谷を取り上げたときのあれこれが。。…

昨日ハーモニーホール座間から始まったスタレビ「還暦少年」ツアーの初日に行って来た。 アルバムジャケット同様ステージセットも可愛く、メンバー皆さんの衣装は世界はいつも夜明け前のPVみたいなツナギ。 ニューアルバム10曲中9曲も演ってくれた。 1曲だけ…

作家と一日 (翼の王国books) 作者: 吉田修一 出版社/メーカー: 木楽舎 発売日: 2015/10/30 メディア: 単行本（ソフトカバー） この商品を含むブログ (1件) を見る 読み始めてすぐにあれ？これどっかで読んだことある？と思った。既読だったか？と思ったけど…

ひとり上手な結婚 (講談社文庫) 作者: 山本文緒,伊藤理佐 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/02/14 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る 割とよくある有名人が読者のお悩み相談に答える企画。 とはいえ読者の相談はまぁ取っ掛かりでそれぞ…

政略結婚 作者: 高殿円 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/06/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 幕末、明治～大正、戦中戦後の３人の女性が語る我が人生。 それぞれの時代に添いながら反発しながら各々考え選び行動する。 大き…

ψの悲劇 The Tragedy of ψ (講談社ノベルス) 作者: 森博嗣 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/05/09 メディア: 新書 この商品を含むブログ (6件) を見る Gシリーズって最初の頃は犀川＆萌絵が出てきたり恵美ちゃん（名字なんだっけ？）が主役だったりし…

「母」がいちばん危ない ~`いい娘'にならない方法~ 作者: 斎藤学,村山由佳 出版社/メーカー: 大和書房 発売日: 2013/07/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る もうなんかね、あらゆる母親は毒親なんじゃないかと思えてくる。 自分ではもの…

ウマし (単行本) 作者: 伊藤比呂美 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2018/03/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る うまいものまずいもの、食べ物を語っているけれど生きてきたことを今生きていることを語ってもいる。 人生の後半…

火環: 八幡炎炎記 完結編 作者: 村田喜代子 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2018/05/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 離婚や再婚が日常的だったり親戚の子供を引き取って育てていたり家族内に血の繋がりがなかったり 時代のせい？土地柄？…

定年後に夫婦仲良く暮らすコツ (ベスト新書) 作者: 清水義範 出版社/メーカー: ベストセラーズ 発売日: 2018/04/07 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 著者は言う、話をしろ、一緒に行動しろ、相手を尊重しろ。 お説ごもっとも。概ねの人間関係に当…

ペコロスのいつか母ちゃんにありがとう: 介護げなげな話 作者: 岡野雄一 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/08/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 当然麗しく心温まるばかりではなかったはずの日々をユーモアと愛情目線で綴った介…

千の扉 (単行本) 作者: 柴崎友香 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2017/10/05 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 新宿にほど近いマンモス団地、住人の老化と共に寂れ静かになっていく。 結婚間もない夫の祖父が入院中その団地の一…

婚約迷走中 パンとスープとネコ日和 作者: 群ようこ 出版社/メーカー: 角川春樹事務所 発売日: 2018/01/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 相変わらずマイペースにお店を営むアキコさんときっちり仕事をする相棒のしまちゃん。 しまち…

南柯の夢 鬼籍通覧 (講談社ノベルス) 作者: 椹野道流 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2017/10/05 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 浴室で手首を切って死んだ少女とその傍らに寄り添う少女。彼女たちは何を考えその行為に突き進んだのか？ 伊月…

昨日はスタレビの夏イベを見に長久手のモリコロパークに行って来た。 真夏日の快晴、でも流石に１０月だけあって風は心地よい。 要さんの歌とメンバーが持つプラカードでライブ中の注意事項をお知らせする流れからのアカペラ２曲 柿沼さんがドヤ顔でベースの…

ツンドラ・サバイバル 作者: 服部文祥 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2015/06/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 以前角幡唯介の「アグルーカ」だかの感想に“日本で素手で麝香牛を解体できるのはこの人ぐらいだろう”と書いた記…

豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件 作者: 倉知淳 出版社/メーカー: 実業之日本社 発売日: 2018/03/28 メディア: 単行本（ソフトカバー） この商品を含むブログ (3件) を見る 倉知淳って本格のイメージが強いんだけどこの本はもうちょっと範囲の広い作品…

首鳴き鬼の島 (ミステリ・フロンティア) 作者: 石崎幸二 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2007/08 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 22回 この商品を含むブログ (56件) を見る 外部との連絡を絶たれた島で起こる鬼の伝説をなぞったかのような連続…

物語のなかとそと 江國香織散文集 作者: 江國香織 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2018/03/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る エッセイと書評的なものと掌編小説。どれもとても短くてすぐ読めてしまう。 ただ江國香織という人…