115冊目「首鳴き鬼の島」 石崎幸二

 

首鳴き鬼の島 (ミステリ・フロンティア)

首鳴き鬼の島 (ミステリ・フロンティア)

 

 外部との連絡を絶たれた島で起こる鬼の伝説をなぞったかのような連続殺人。

いかにもな道具立てとトリックはけれ面白いど犯行動機にちょっと無理を感じる。

何より主要な登場人物に魅力が感じられなくて物語に引きずり込まれない。

本格ミステリってどうしてもどこかに無理のあるものだから登場人物の魅力でそこをチャラにしてほしいのよね、私は。

 

 

イライラする

特に理由もなく(いや、小さな理由ならいっぱいある)イライラが止まらない。

更年期を切り抜けてやれ一安心と思ったあとにも何故か周期的な気持ちの上がり下がり(下がり下がり?)がやってくる。

小さなイライラのもとにいちいち反応しているわけにもいかないからどうしても一番身近にいる人が何となく重~い空気を浴びることになって申し訳ない。

でもその一番身近にいる人がイライラの元だって言う場合もかなりあるんだよなぁ。。。