128冊目 「時計屋探偵の冒険」 大山誠一郎

 

アリバイ崩し承ります第2弾

今回も趣向を凝らしたアリバイを時計屋の時乃さんが一瞬で解き明かす。

こういう趣向の作品なのだから現実には~とか人物が~とか言わずに楽しめば良いのだと思う

 

127冊目 「博物館の少女」 富安陽子

 

明治のはじめ両親をなくした少女が大阪から東京の遠い親戚のもとにやってくる

古物商の娘として

ものを見る目を持つ少女イカルが博物館の蔵で怪異研究をするトノサマの手伝いをすることになる

怪異研究事始めというサブタイトルの割に怪異が全然出てこないなと

思っていたら

終盤に美しくもちょっとゾクッとする怪異が現れた。

まずは人物と状況の紹介ということか?続きが出て欲しい。

 

 

126冊目 「かくして彼女は宴で語る」 宮内悠介

 

これもまた「黒後家蜘蛛」リスペクト作品。

明治の実在の芸術家たちの集まりパンの会(資料集に載ってたなぁ)で語られる謎な出来事に皆が喧々諤々

最終的には料理屋の女中あやのがすっぱり解決する。

明治の文学史芸術史に詳しいともっと面白く読めたのかなぁ?

最後に明かされる綾野の正体は妥当なのかな?

 

 

ワクチン4回目

4回目のコロナワクチンの接種券が届いた。

両親ともにコロナ陽性になった孫ふたりを

4日間預かったけど幸い孫Sもうちの家族3人も感染はしなかった模様。

何箇所かある集団接種会場は8月いっぱいで終わってしまうみたいであとは接種してくれる

病院を予約して行かなくてはいけない。

場所によってはもう終了してしまっている病院もあるみたい

なんかねぇ、ちょっとめんどくさいなと思ったり

3回目までほど急いで打つ気になれない。

もちろん打ちますけどね。

 

125冊目 「コージーボーイズ、あるいは消えた居酒屋の謎」 笛吹太郎

 

ミステリ好きが集まって美味しいお菓子と紅茶を味わいながらとりとめもなく話をするコージーボーイズの会

そこでメンバーやゲストが語る謎を皆でワイワイ推理して結局謎を解くのは

フォーマルなタイとベストを着こなし振る舞いも清々しい店長だった

典型的な「黒後家蜘蛛の会」リスペクトしかも各話にあとがきまでついている。

 

託孫記

お盆明けてすぐに娘の旦那ムコドノがコロナにかかった。当面お隣の実家に隔離となったが

その翌日今度は娘が陽性。

孫Sはどうするの?と聞いたけど義父に買い物など頼みながらなんとか頑張ると。

しかしそのまた翌日にはやっぱり無理ですと電話。孫Sは二人とも元気だけど元気すぎて義父も親ふたりも音を上げたらしい。

感染っている可能性もかなりあるけれどまぁ仕方ないその時はその時ということで仕事終わって迎えに行く。

 

今までしょっちゅう遊びには来ているが子供だけで泊まるのは初めて。

これまで何度かお泊まり会を企画したけれどその度なにがしか都合が悪くなってと言うかやっぱり怖気づいて取りやめになってきた

こうして突然否応もなくやってくるものだ。

 

部屋の中は足の踏み場もなく片付けても片付けてもいろいろなものが散らばり世のワンオペお母さんたち尊敬します

というか20数年前私もワンオペお母さんだったんだけどな、お風呂とかどうやって入れてたっけ?

入りたくないと言い入れば水遊びが始まって出たくないと言い無理に引っ張り出すと泣き叫んだり。

 

それでも母を恋しがって泣くこともなく無事3泊4日。

最後の日は私が仕事だったのでじいじが頑張った。

娘もなんとか熱が下がったし本当はもう1日2日預かってあげたかったけど

子供らに伝染らないと良いんだけど。

 

今度は一人づつ預かるのも良いなぁ。

124冊目 「御坊日々」 畠中恵

 

相場師の顔も持つ貧乏寺の住職が訪ねてくる人の相談事に乗ったり厄介事に巻き込まれたりしながら

檀家として繋がったり疎遠になっていた兄弟子と和解したり。

派手さはないけど人の良さが滲んでくる。

 

 

お盆休み明けに

世の中皆さん動きがあってこの後またバッと増えるんですかね?コロナ。

店に来るお客さんの咳が妙に気になる一日だった。

しかも買っていくものがエナジードリンクだったりのど飴だったり。

でも国はもうあまり規制はしない方向なんだろうか?

いよいよインフルエンザ並みの扱いになるの?

 

 

123冊目 「京都の謎 戦国編」 高野澄

 

秋に京都に行く予定ができたので予習がてら。

京都におけるいろいろな何故?に答えをつけていく。

ただ筆者さんの推測や妄想が入っているのでどこまで真実をついているのかは私にはわからない。でも楽しい。

あんまり観光案内にはなりそうもないけど。