コロナ下での父親の死
入院中も介護施設でも面会制限で会うこともままならなかった中
実感のわかないままの通夜の準備で若い納棺師さんから
ご遺体の着替えを一緒にしませんかと提案される
恐る恐る納棺師さんの指示のままに着替えをしていくうちに
物であったご遺体がそこにいる父親として認識が変わっていく
zoomでの葬儀参加とかリモート面会とかコロナ禍から発生した交流方法も駆使しつつ
実際に肉体に触れるということの大切さもある
古事記研究で大学院まで行き非常勤講師として大学で教えているが
任期3年目にして契約を切られ途方に暮れる朝彦
大学時代の先輩で職もなく恩師の温情で研究室に出入りする小柳に10年後の自分を見る
好きなこと人生をかけてきたことを(生きるために)諦めなくてはいけない
悲しみと虚しさ
なんか毎日寒い
風が強いし
お彼岸を過ぎてもまだ冬だなぁっていう感じ
桜の開花予報は22か23日だと言っていてまさかと思っていたけれど
今日樹によってはひとつふたつ咲いていて開花っていうのはこういうことなのかと
満開になるのはいつ頃だろうね
発酵デザイナー(って何?)の著者が発酵文化を求めてアジア各地を巡る
現地の人に溶け込んでいって色んな現地食を口にしてお酒も飲んでと非常に楽しそう
混沌としたアジア奥地の状況などもあって緊迫もしているけどのんびりしているようにも見える
登場人物たちの名前を見てもしやと思ったのだけどやはり「たとえば葡萄」 の前日譚でした
あの美月はこんな子だったのか市子さんと三宅ちゃんはずっとこんな風だったんだ
女たちの友情物語?暑苦しくも湿っぽくもない