93冊め 「黒武御神火御殿」 宮部みゆき

 

前作でおちかがお嫁に行って聞き手が三島屋次男の富次郎に交代。

おちかが優等生に過ぎたのか富次郎がまだ不慣れなのかどことなく物語はぎくしゃくと進んでいく。

語られるお話自体もすんなり胸に落ちないものが多く富次郎の内心に試練を与えているような。

彼の成長譚にもなっていくのだろうか?