98冊目 「ヘーゼルの密書」 上田早夕里

 

上田早夕里はSF幻想な作品が好きなのでこういう知略謀略的なのはあまり読んでいなかった

何度も暗礁に乗り上げる日中和平交渉を成功させるために奮闘した人々を史実を使いながら鮮やかに描いている

記者さんのように相手は劣り間違っているのだから自分(たち)が教え導いてやらなくてはという

自己正当化はいかにもやりそうだと自戒を込めて