96冊目 「喪を明ける」 太田忠司

 

震災疫病の後大きな災害で首都圏を失った日本

混乱の中幼い娘を失い離婚して父卓弥が一人暮らす実家に戻った優斗

靴職人の父元漫画家の息子それぞれの暮らしの中のエピソード

卓弥の妻であり優斗の母である夏美の死へのわだかまり

どれもあからさまではないけれどじんわりと心に重い

 

 

義母その後

ダンナ兄弟で病院へ

面会と医師との面談

医師に個人的見解ではあるけれど年齢と胃瘻処置による感染症の危険を考慮すると強くは進めないとのこと

衰弱期の入口に来ているけれど少しずつ経口摂取に取り組む方が良いと

見た感じ前回の面会よりも回復しているようでダンナの口調も明るかった

施設に戻ってしばらく平穏が続けば良いな