162冊め 「猫に教わる」 南木佳士

 

 

私小説作家というのは今や絶滅危惧種なのだろうか

破滅型でも火宅でもなく医業と文学を深め心を病み立ち直り謙虚に生きる

もう小説は書かないようなことを仰るがもう何冊か(長編でなくてもいいので)読みたいものだと思う

 

 

その後のハハ

病院にて診断と説明

レントゲンを見せてもらったけど確かに骨折だけどボキリと折れてしまっているわけではなく

頬の骨折も眼底への影響はないのでどちらも自然にくっつくのを待つしかないと

腕を吊っていた三角巾も固定していたバンドも外して良くて本人が傷まない範囲で動かして良いとのこと

もっとも本人はちょっと身じろぎするだけで痛そうに顔を歪めていたけれど

お医者さん的にはもっとひどい患者さんを見慣れているせいか”この程度”的な反応だった

大変ではあるけれど一番ランクの軽い大変で済みそうでまぁ良かった