124冊目 「踊る猫」 折口真喜子

 

軽みのある怪異譚。与謝蕪村狂言回しにその俳句や絵を作品の中でうまく使っている。

悲しく切ない話も多いけど明るさの感じられる読後感で前向きな強さを感じられる。

 

歯車が回っているうちは

ハハが宅配のお弁当を取り始めて1ヶ月ほど経った。

デイサービスに行かない日のお昼を頼んでいる。

今日の午後行った時に覗いたら手つかずのままお弁当箱ごと冷蔵庫に入っていた。

夜食べるつもりなのかしら?いつもそうなのかしら?本人に確認しようにも本人もさっぱりわかっていないわけで真相は闇の中。

今までも気をつけて見ていたけどおかずが冷蔵庫に放置されているとかゴミ箱に捨てられているとかいうこともないようなら無事お腹に収まっているのかなと推測するしかない。

そうやってブラックボックスの中で日々の暮らしはなんとなく回っているのです。