120冊め 「まち」 小野寺史宜

 

子供の頃に両親を亡くし田舎で祖父に育てられ高校を卒業して東京に出て

引っ越し屋でバイトしながら暮らす青年。

周辺とそれほど深く関わらずに暮らすが根底にある優しさやまっとうさで隣室の母子やバイト仲間同窓生たちとの交流がある。

人生悪くないって話。

 

みつばではない街の話。確か「縁」の誰彼もこのあたりに住んでいたはず。

 

119冊め 「熱帯」 森見登美彦

 

最後まで読むことのできない不思議な本「熱帯」を巡る森見氏の話から始まって友人が語る知り合いの話そのまた知り合いの書き綴ったノートと語り手がどんどんスライドしていって謎が深まったり謎が増えたり。。

4章以降の海洋冒険譚(?)はちょっとテイストが変わってしまったようだけど森見氏がスランプ?病気?で休養した後で書き継がれたものなのかもしれない。

どちらかというと前半の雰囲気で押して言ってほしかったような気もする。

 

ハハが入院した その5 ~ 実家?の片付け

ところが翌日それまで検討中だった人が辞退したからと電話があって急転直下。

ケースワーカーさんに連絡すると「良かったですね!」と。 う~~ん、あくまでB押しなのね。まぁ、これで行き先はほぼ決まり。 といいつつ心の奥の方では常にこのまま進んでいいのか? 他に選択肢はないのか?とささやき続ける声がする。そうやって自分で自分のメンタルを削りながら 表面上は淡々と粛々と部屋の片付けは進んでいく。

25年ほども暮らした2DKのアパートは表面上は片付いているけれど家具の扉を開ければいつから入っているかわからないようなものがぎっしり。物が捨てられない世代なのですよ。 壁一面の洋服だんすの中身をとにかくどんどん捨てていく。45Lのゴミ袋がみるみる並んでいく。布って重たいの。 そして食器。娘にも少しもらってもらって自分も気に入ったのは持ち帰ったけどもともと自分ちの食器棚だって空きがあるわけじゃないからほとんど不要。 ガラス・陶器はなおさら重い重い。当地の不燃ごみは月1回。 そしたら息子が〇〇OFFへ持っていってくれると言う。 こんな物拒否されるんじゃない?と思ったけど段ボール箱6個分とりあえず持っていってもらったら売れた。30円(笑) 引き取ってもらえただけでもありがたい。あれだけの量不燃ごみに一度に出したら回収員さんに申し訳無さすぎる。

 

注)このアパートに私は住んだことがないので実家ではない と思う。

118冊め 「立待岬の鴎が見ていた」  平石貴樹

 

このシリーズ三作読んでいるんだけど事件の展開がレポート(捜査資料?)のごとく開陳されるばかりで探偵または警察と犯人の駆け引きとか心理戦とかがまったくない。

そして終盤名探偵が出てきて解決編が始まるとこれも探偵が並み居る警察官に解説するばかりでそこに犯人はいない。

トリックや解決に至る道筋は面白いんだけど波乱というか山場がない。

名探偵がみんな集めてさてと言わない。

 

SINGLES/62@とっとり花回廊

日曜日はスタレビの夏イベSINGLES/62を見に鳥取まで行ってきた。

こんなご時世だからそりゃちょっとは迷ったし行きの飛行機は飛ばなくなっちゃうしもう無理かも?と思ったけどまぁなんとかなるもんです。

車で行こうかとの案もあったけど逆に帰りの飛行機がキャンセルできなくて新幹線で行くことに。

 

広い芝生広場にシートを敷いてのんびりと要さんの歌声を聞いた。

 

行って良かったなと思う。

 

大山もきれいに見えた。

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ステラで収録した映像DVDで出す前に2時間ほどに編集して配信するそうです。

117冊め 「沢木耕太郎セッションズ」

 

吉本隆明吉行淳之介淀川長治磯崎新高峰秀子西部邁田辺聖子瀬戸内寂聴井上陽水羽生善治 といった錚々たる人たちとの対談。

ちょっと難しくてよくわからないなぁ。。というのから楽しそうな話まで色々。

 

 

116冊め  「今日も街の隅で」 小野寺史宜

 

これもまた蜜葉市で暮らし働く人たちのお話。

まさに町の片隅でのいろいろな出来事。

 

予約できた

結局いろいろ調べても個別接種可となっている病院でも今は予約がいっぱいか休止しているところが多い。

そんな中隣の区だけど予約受付中の病院を発見。

予約もネットでできてサクサクと完了。

そうなると今度はどうしてここだけ?とちょっと不安になったりもするのだけれど。

でもとりあえず来週には1回め接種できそうで一安心。