119冊め 「熱帯」 森見登美彦

 

最後まで読むことのできない不思議な本「熱帯」を巡る森見氏の話から始まって友人が語る知り合いの話そのまた知り合いの書き綴ったノートと語り手がどんどんスライドしていって謎が深まったり謎が増えたり。。

4章以降の海洋冒険譚(?)はちょっとテイストが変わってしまったようだけど森見氏がスランプ?病気?で休養した後で書き継がれたものなのかもしれない。

どちらかというと前半の雰囲気で押して言ってほしかったような気もする。