120冊め 「まち」 小野寺史宜

 

子供の頃に両親を亡くし田舎で祖父に育てられ高校を卒業して東京に出て

引っ越し屋でバイトしながら暮らす青年。

周辺とそれほど深く関わらずに暮らすが根底にある優しさやまっとうさで隣室の母子やバイト仲間同窓生たちとの交流がある。

人生悪くないって話。

 

みつばではない街の話。確か「縁」の誰彼もこのあたりに住んでいたはず。