69冊め 「彼女がエスパーだったころ」 宮内悠介

 

彼女がエスパーだったころ

彼女がエスパーだったころ

 

 オカルティック・疑似科学な現象をルポタージュ風に始まって次第にレポートする側が巻き込まれていく。

エスパーとか水の神話とかホメオパシーとか胡散臭いのにどこかでもしかしたらと思わせる。

凝視することで逃げられなくなっていく。

68冊め 「青光の街」 柴田よしき

 

 青い電飾が遺体のそばに撒かれる連続殺人。

探偵事務所に依頼された有名人の婚約者の身辺調査。

作家兼探偵事務所所長の友人の誘拐事件。

警察・探偵・犯人と目まぐるしく視点が変わるのにそれほど読みにくくならない。

これはわたしにしては珍しい。

数段構えの真相にはあっ?と驚くのにちょっと時間がかかった(笑)

 

67冊め 「村田エフェンディ滞土録」 梨木香歩

 

村田エフェンディ滞土録 (角川文庫)

村田エフェンディ滞土録 (角川文庫)

 

 考古学研究のためトルコに留学した村田、エフェンディと言うのは先生と呼ぶ如き尊称らしい。

国籍も宗教も背景も異なる者たちが寄り集まる下宿屋の居間には鸚鵡までもがいて議論したり心配したり気遣い合ったりしている。

帰国後革命があり戦争が起き彼の国の人たちの死の知らせとともに鸚鵡が村田のもとに届く。

それまで静かに語られてきた物語がこちらの感情を大きく打つ。

 

「家守綺譚」の高堂や綿貫とも物語は連なっていく。

66冊め 「雨の日も神様と相撲を」 城平京

 

雨の日も神様と相撲を (講談社タイガ)

雨の日も神様と相撲を (講談社タイガ)

 

 幼い頃から両親の期待のもと相撲を続けてきた中学生の文季。

両親を事故で亡くして引き取られた叔父の家は相撲好きのカエルを崇める村だった。

体の小ささと非力を知恵と知識で補ってきた彼にカエル様が助言を求めてくる。

ファンタジーでミステリでど真ん中なラノベです

色々あるんですよ

山に囲まれた地方に暮らしている息子の会社は入社以来どんどん残業が増えて6時間とか普通にあるようになってきていた。

親としてはそれはちょっとどうなんだろうと不安に思っていたのだけれど口をだすのもこれまたどうかと。。。

しかしここに来て休みが月に1日しかないなんていう状況になってきてそれはありとあらゆる意味で心配だしイカンでしょうという話をした。

流石に本人にも危機感があったらしく退職方向で話が進み始めた途端に

娘が「仕事辞めた」と。。。

こちらはこちらでややパワハラ気味な職場ではあったようでそれでも転職してまだ半年ばかりだし

もうちょっと頑張るつもりかな?と思っていたのだけれど。

もとよりこちらは家庭内で話し合って合意ができているのならわたしが口出すことは何もない。

 

それにしても色々変化のときであることよ。

息子に関して言えばこんなご時世だし転職に不安はあるけれど元職のあの状況をこの先も続けていっても何も開けるものがないことは確信できるし。

体壊したら何もならないものなぁ。

 

ちょっと疲れているよ

今週のお題ゴールデンウィーク2017」

連休は仕事。土曜日だけ休み。

職場内にややきな臭い空気が漂っている。今までが淀んだみたいに凪いでいて不満も不平も水面下だったからな。

人が変われば変化も生まれる。

 

 

そしてベランダの変化

メダカと睡蓮。ちゃんと育って欲しい。

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琉球朝顔

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紫陽花も蕾っていうのかな?

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名前がわからない10株850円の花々

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今日は誕生日

風薫る良い季節だ。

朝ホームセンターのチラシを見ていたら睡蓮鉢が載っていた。

誕生日プレゼントに睡蓮が欲しいなぁ。

睡蓮鉢と睡蓮とメダカの3点セット。

衝動的に買ってはみたもののその後ネットで調べてみるとうまく育てられる気がしない。

お店で言われたように買ってきたポットごと水に沈めたけどどうなのかなぁ???

枯れたらホテイアオイでも浮かべるか(笑)