9冊目 「図書室」 岸政彦

 

図書室

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一人暮らしの女性が母子家庭だった子供の頃の日々や公民館の図書室で出会った少年との会話や大晦日に二人で描いた世界の終わりを思い返す表題作

著者らしき人の大阪で暮らし始めたバブル期の自身のくだらなさや訳のわからなさ

その頃ならではの大阪の裾野の広さ色鮮やかさは今はもう失われてしまったものなのだろう。