133冊め 「あちらにいる鬼」 井上荒野

 

あちらにいる鬼

あちらにいる鬼

  • 作者:井上 荒野
  • 発売日: 2019/02/07
  • メディア: 単行本
 

かつてあった小説家同士の不倫、その妻との三角関係をふたりの女の視点から描く。

作者がその娘であるというのもいささかセンセーション。

井上荒野は1,2冊しか読んでいないのにこれを手に取ったのはワイドショーの不倫報道を見るような好奇心だろうか?(ワイドショー見ないけど)

女二人はいやに魅力的に書かれている。

そしてこの男のどこが魅力的なのかが私にはさっぱりわからない。