131冊目 医者という仕事」 南木佳士

 

低い目線で謙虚であることを旨とする医師。

本人の自意識的には自分は作家であるということらしい。

医師は世間的にその職業において下駄を履かせられているから。

著者40歳前後の作品。強い自負心がのぞく。

 

 

秋の憂鬱

暑いのがほんとに苦手だから秋は好ましい季節だ。

朝晩涼しくなって外に出た時にひんやりとするようになると嬉しい。

なのに裏腹にここんとこ気分がぱっとしないイライラする何もしたくない。

季節性衝動障害とかいうやつですか?

いや、季節に関係なく以前はしょっちゅうあったんだ、生理的周期ってやつ。

でもそういうのとは無縁になってもう10年は経つんだけど。

今日は口きくのも億劫。穴掘って丸まりたい。