18冊め 「漢方小説」 中島たい子

 

漢方小説 (集英社文庫 な 45-1)

漢方小説 (集英社文庫 な 45-1)

 

 昔の恋人の結婚にショックを受けたのをきっかけに体調を崩し病院を何件も受診するも悪いところが見つからずメンタルを指摘され

5件目に漢方医を受診して東洋医学に触れる。

特に何が起きるでもないこういう話が最近は結構好きだなぁ

 

好みの問題

情熱大陸歴史学者・磯田道史さんの回を見た。

実は高野秀行と共著を出した清水克行さんと勘違いして録画をしたのだけれど。

どっちも異端の歴史学者らしいしな。

こういう何かに捉えられてしまったように好きで好きでたまらないことに突っ込んでいく人の話を聞いたり読んだりするのが好きだ。

献身的に身を削るようにして社会の役に立つことや人に求められること世の賞賛を受けることをやっている人にはあまり興味がない。いや、立派だとは思うけど。

そういう人の心の中ってどういうふうなんだろうってって考えちゃう。

いや、何度も言うけど立派だなぁと感心はするんだよ。

でも子供の頃から用水路をさらって土器のかけら拾ってました。とか近所のお寺回って古文書読ませてもらってました。的なエピソードのほうがぐっと来ちゃう。