今日の読了本 97

「ホテル・メランコリア」 篠田真由美

ホテル・メランコリア

ホテル・メランコリア

横浜の町の高台にかつて建っていたホテルついて調べて欲しいと依頼されて探偵のまね事を始めた。
従業員や客の話噂話のたぐいまで聞き集めて回ったがどこまでが真実でどこまでが妄想か。。。
謎解き要素もありつつこの作者好みの妖しく悲しく美しく恐ろしい連作短編。

篠田真由美に関して言えば最近の私にはちょっと味付けが濃厚すぎるようになってきている。
だんだん出たら必ず読む作家からかつて好きだった作家に分類されつつあってちょっと寂しい。