91冊め 「机の上の仙人」 佐藤さとる

 

遠い昔に波とかインポケットとか本屋さんで無料でもらえる冊子に連載されていたのを読んでいたような気がする。とても懐かしい。

机の上に突然現れた2寸あまりの小さな仙人が語る奇妙なお話。

 

 

90冊め 「日曜日は青い蜥蜴」 恩田陸

 

読書日記や書評映像作品にも言及されているけれど見事に殆ど知らない作品ばかり。

元々洋物方面は手を出していないし名前は知っていてもちょっと食指が動かなかった作品とか。

こんなに好きな作家なのにそのルーツともなるべき作品を楽しめないってちょっと悲しいことか?

 

 

 

89冊め 「鍛える聖地」 加門七海

 

無人島で樹海で山で海で。。。

怪しいモノを感じる加門七海のでもくすりと笑えるエッセイ

信じる信じないは自由だけど読んで楽しければそれでいい。

 

 

集団接種

月曜日にコロナワクチン接種券が届きまして、火曜日の夜にネットで予約。

もっと混雑するかと思ったけど案外すんなり7月中に取れた。

ワクチン不足で2回めが打てないかもなんて噂が流れてたからみんな様子見してるのかな?

それとも副反応が怖いのか?

もうさ、仕方ないじゃない?打たなきゃ次に進めないもの。

 

順調に行けば9月には免疫獲得。

 

 

88冊め 「ワトソン力」 大山誠一郎

 

周りにいる人の推理力を飛躍的に高める能力、それをかの名探偵助手ワトソン氏に引っ掛けてワトソン力と呼ぶ。

7つの解決された事件と1つの現在進行系の謎。短編らしいお気楽さで読める。

 

87冊め 「陰陽師と無慈悲なあやかし」 中村ふみ

 

 

平安の世、陰陽料の新米下っ端役人大江春実が召喚した式神は美形の強力あやかし。

食料として寿命を食われることになった春実が左大臣邸で起きた怪異の探索に赴く。

おやつ代わりに寿命を吸い取られている割に妙に仲良しバディな二人の掛け合いが楽しい。

 

今週のお題「寿司」

回るお寿司屋さんだって家族で行けば結構ばかにならないと思ってたけど、最近ダンナと二人で入った回転寿司は〇〇製麺と変わらないくらいのお値段で驚いた。

タッチパネルで注文するとひゅんっと届くシステムは回らないとこは言わずもがな回ってても大将が目の前で握ってる姿に勝手に厚を感じるタイプの人間にとっては気楽。

 

86冊め 「チームⅢ」 堂場瞬一

 

箱根・東海道ラソンを経て現役を引退して家業のレモン農家で働く山城。

東京オリンピックでメダルを期待されるランナーの臨時コーチを委ねられ。

山城、大人になったのか?というかこんなヘタレランナーの日向のどこに希望を見出したのか?

そこはやっぱり才能のある者同士にだけ分かる光というものなんだろうか?

ともあれヘタレランナーはブースターに点火され孤高のランナーは人のために走ることを知る。

 

85冊め 「出張料理人ぶたぶた」 矢崎存美

 

訪問シェフとか家政婦とか家事代行とか流行っているらしい。

疲れたり忙しかったり寂しかったりしたときにぶたぶたが来てくれたら嬉しいね。

夢のようなぶたぶたの世界にも現実の疫病が影を落としている。