86冊め 「チームⅢ」 堂場瞬一

 

箱根・東海道ラソンを経て現役を引退して家業のレモン農家で働く山城。

東京オリンピックでメダルを期待されるランナーの臨時コーチを委ねられ。

山城、大人になったのか?というかこんなヘタレランナーの日向のどこに希望を見出したのか?

そこはやっぱり才能のある者同士にだけ分かる光というものなんだろうか?

ともあれヘタレランナーはブースターに点火され孤高のランナーは人のために走ることを知る。