138冊目 「オオルリ流星群」 伊与原新

 

今の暮らしに疲れを覚え始めている45歳の男女

高校時代一緒に文化祭の展示を作った仲間が私設の天文台を作ろうとするのに惹き込まれていく

過去のいろいろに戸惑い悩むとしても30年近く立った現在でさえ最適解は見いだせないまま

ひと夏の勢いが過ぎてしまったあと皆前向きになれるかはわからないけどこの試みが周りへも広がってうまく回っていくと良いなと思う

ところで野暮なことを言うとスイ子はこれからどうやって生きて行くんだろう?